ニュース

大好きなペットのツノゼミを級友に「気持ち悪い」と言われショック 傷心の虫好き少年に励ましのツイート集まる(1/2 ページ)

グアテマラ在住日本人のエピソード。虫に関心がない国柄とはいえ、これはつらい……。

advertisement

 大好きなペットのツノゼミをオンライン授業で披露した息子が、クラスメイトに「気持ち悪い」と言われ泣き出してしまった――。グアテマラで暮らす8歳の日本人男子の悲しいエピソードに、Twitterで励ましの声が多数寄せられています。投稿主のTreehopperGO(@TreehopperG)さんに、詳しいいきさつを聞きました。

これはつらい……

 息子さんは親の影響もあって、ツノゼミが大好き。かっこよかったりかわいかったり、生息する環境ごとに多種多様な種類がいるところがお気に入りだそうです。学校で「飼っているペットを発表する」授業が行われたときも、水槽で飼っているツノゼミを意気揚々と紹介しました。

ツノゼミが大好きな息子さんは、多彩な種類をイラストに。お父さんの友人に気に入られ、グッズ化されている

 ツノゼミは先生には好評でしたが、数人のクラスメイトから「ウェッ」と拒否反応が。「気持ち悪い」「ゴキブリみたい」といった声が、Zoomから聞こえてきました。

advertisement

※TreehopperGOさんによると、グアテマラは虫に関心のない国柄で、「虫はとるにたらないもの」と捉える文化背景があるとのこと。個別の名称もあまり知られておらず、カブトムシもカナブンもコガネムシも一緒くたにEscarabajo(スペイン語の「甲虫」)と呼ばれるそうです

 「すごい!」「かっこいい」といった反応を期待していたところに、反対の言葉が飛んできて息子さんは大ショック。口をつぐんでそっとアプリの画面とマイクをオフにし、みんなに聞かれないようぼろぼろと泣き出したそうです。

 息子をうまく慰められず、自分もぼろぼろと泣き出してしまったというTreehopperGOさん。同じツノゼミ好きの人なら分かってもらえると思いツイートしたところ、「ツノゼミ好きな人もたくさんいるからね」「何かを愛する気持ちは、何物にも替え難い生涯の財産」など、温かい言葉が多数寄せられました。

 なかには息子さんが尊敬する昆虫専門家、島田佑さんからのコメントも。「虫好きにはよくあることですが、幼い息子さんの気持ちを考えただけで悲しくなります……誰になんと言われようと、自分が好きになったものに自信を持ってもらいたいです」と励ましています。

 TreehopperGOさんが多くのリプライを読み聞かせてあげたところ、息子さんは「おかげでさらにやる気が出た」と、元気になったとのこと。それから親子で一緒にツノゼミを探しに行ったそうです。

励ましに応えて、息子さんは大好きなツノゼミを動画で披露

協力:TreehopperGO(@TreehopperG)さん

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  3. 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  4. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  6. 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  7. 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  8. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  9. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  10. なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>