深夜、OLの元に現れた腕だけの幽霊、その目的は……？　意外な展開の漫画に「ほっこり」「ぜひ同居したい」の声（1/2 ページ）

　深夜、疲れ切ったOLさんの元に現れた“腕だけの幽霊”の漫画が、意表を突いてくるイケメンっぷりです。ぜひわが家にも来てほしい。

　仕事の悩みを抱えてよく寝付けなかったOLさんは、真夜中に目が覚めてしまいました。気配を感じて部屋の奥を見ると、そこにはヒタヒタと近づいてくる男の腕が……。腕は姿を消したかと思うと、ぬう、とOLさんの背後から腕を伸ばしてきました。

　首を締められ殺されるのではないかという恐怖の中、OLさんは両腕に捕まってしまいました。ゴツゴツとした指、筋肉質な腕をはっきりと認識できるほどの力強さで背後から覆うようにされ──。

　しかし抱きしめてくる腕はなぜか慰めてくれるかのような優しさで、幽霊に抱きしめられているというのに、OLさんはとてつもない幸福感を味わってしまったのでした。バックハグの癒やし効果か……。

　恐怖感ゼロの幽霊漫画に、読者からは「ホラーかと思ったらほっこりする話だった」「こんな霊ならぜひ同居したい」などの声が届いています。

　腕だけの不思議な幽霊にOLさんが癒やされていく漫画『OLさんと腕のお化けの話』は現在Twitterで13話まで掲載中。2話では歩き疲れたOLさんが腕の幽霊に足をつかまれる漫画、3話ではプレゼン原稿にいそしむOLさんが腕の幽霊に助けてもらう漫画が投稿されています。幽霊さん、生前はきっと心身ともに健全な男性会社員だったに違いない。回を重ねるごとに腕の幽霊さんの有能さが明らかになっていき、わが家にもぜひ来てほしくなります。

　作者は漫画家の小菊路よう（@TheeKick）さん。講談社の漫画アプリ「Palcy」とpixivコミックで『水曜姉弟』を連載しており、単行本も発売中です。

作品提供：小菊路よう（@TheeKick）さん