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AP通信、「軽微な犯罪の容疑者名は掲載しない」方針表明 容疑者の将来に配慮
デジタルタトゥーの重さを考慮しての判断。
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AP通信が今後の方針として、「軽微な犯罪を報道する際は容疑者名を公表しない」と表明しました。
対象となるのは、「逮捕後の展開を報道する可能性がほとんどない軽微な犯罪」。該当する記事では、容疑者の名前と顔写真を掲載しないとのことです。
主な理由は、容疑者のその後の人生への配慮。逮捕されただけの小さな記事でも、インターネットには長く残るため、名前が掲載された場合は(事件の真相はどうあれ)容疑者のその後の就職や生活を困難にしてしまうと述べています。
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なお、殺人など継続的な報道に値する重大犯罪においては、公安上の必要から、今後も容疑者名を公表するとのことです。
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