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納品期限を過ぎたコーヒーやお菓子を値引き販売 ネスレ日本が無人販売機「食品ロス削減ボックス」
賞味期限1カ月前~2カ月前までの自社製品を販売。全国5カ所に設置。
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ネスレ日本と食品ロス削減サービスを開発・運営する「みなとく」は、無人販売機「みんなが笑顔になる 食品ロス削減ボックス(以下、食品ロス削減ボックス)」での製品販売を全国5カ所で開始しました。
食品には賞味期限・消費期限のほか、店舗(卸・小売り)に出荷できる期限を示す納品期限があります。納品期限が過ぎると、出荷できる流通先が限られ、廃棄されてしまうことも。
ネスレ日本はフードロス削減のため、みなとくの冷蔵機能付きの無人販売機「fuubo(フーボ)」を活用。自社専用に開発した「食品ロス削減ボックス」で、納品期限が過ぎた「ネスカフェ」や「キットカット」などを希望小売価格よりも安く販売します。賞味期限1カ月前、量が多い場合は2カ月前までの食品や飲料を扱います。
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設置場所は「キラリス函館」(北海道函館市)、新宿郵便局(東京都新宿区)、「ネスカフェ原宿」(東京都渋谷区)、「JR ゲートタワー(JR 名古屋駅)」(愛知県名古屋市)、「中国電力本社」(広島県広島市)。
購入方法は専用サイトで購入場所・購入商品を選択し、商品を購入。選択した購入場所に行き、「食品ロス削減ボックス」のQRコードをスマホで読み込み、代金を支払った際に表示されたワンタイムキーを入力すると、商品が取り出せます。
動画で購入の流れを説明
ネスレ日本は「食品ロス削減ボックス」について、納品期限を過ぎた自社製品を専門に販売する無人販売機の開発・運用は業界初(ネスレ日本・みなとく調べ)としています。
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