大谷翔平選手、松井秀喜に並ぶ日本人最多31号　連日の快挙に「朝起きるとオオタニサンがホームラン打っている」（1/2 ページ）

　メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平選手は7月4日（日本時間5日）、ボルティモア・オリオールズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。2回の第2打席でセンター後方へ31号ソロ本塁打を放ち、松井秀喜さんが持つ日本人シーズン最多本塁打に並びました。

　3日（日本時間4日）のオリオールズ戦で、大谷選手は2回と6回の申告敬遠も含め1試合3四球と勝負をさせてもらえませんでしたが、この日は第2打席、オリオールズ先発トーマス・エシェルマン投手が投じた5球目のインコース低めスライダーを捉えると、打球はセンター方向へ。青空をバックに打球はぐんぐん伸びて、中堅を守るライアン・マッケンナ選手は打球を見上げるしかありません。

　これで大谷選手は今季の本塁打が31号で松井さんが持つ日本人シーズン最多本塁打に並び、本塁打王争いでも2位のウラジーミル・ゲレロJr.（トロント・ブルージェイズ）に4本差をつけて、トップ独走となりました。

　オリオールズ戦の試合中には、13日（日本時間14日）のオールスターゲームに出場する投手と控え選手が発表され、大谷選手はア・リーグ指名打者部門に続き、先発投手の選手間投票でも選出が決まり、投打両部門で選ばれた史上初の選手となりました。日本人選手からはダルビッシュ有投手（サンディエゴ・パドレス）、菊池雄星投手（シアトル・マリナーズ）もメンバー入りし、ダルビッシュ投手とはオールスターゲームで対戦の可能性が浮上しています。

　これで大谷選手は、7月の5試合で放った安打がすべて本塁打。ここ7試合で放った9安打中7本が本塁打と驚異的な記録を残します。「最近の安打が全てHRって」「朝起きるとオオタニサンがホームラン打っている」とファンにとっても大谷選手の本塁打を見ることが驚きと同時に習慣となってました。この習慣が一日でも長く続いてくれることを願うばかりです。