UCCがレギュラーコーヒー値上げ　家庭用の価格は20％程度上昇の見込み

　UCC上島珈琲は9月1日からレギュラーコーヒーを値上げすると発表しました。コーヒー生豆国際相場の急騰などを受けて。

　家庭用レギュラーコーヒーについては小売店の実質店頭価格が20％程度上昇する見込み。業務用レギュラーコーヒーも9月から納入価格を順次改定。全国の直営の挽き売りコーヒー店についても、レギュラーコーヒー主要アイテムの販売価格を改定するとしています。

　コーヒー生豆相場高と円安が重なったことで、2021年のコーヒー生豆の調達価格（円換算）は、2020年4月に比べ150％以上に上昇し、資材やエネルギー原料、物流費の高騰といったコストアップ要因も加わったといいます。同社ではコスト増加分を吸収するため企業努力を続けてきたものの、その範囲を超える水準にまで至ったことから値上げを決定したとしています。