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大谷翔平選手、初のホームランダービーは1回戦敗退 ソト選手との熱戦に「プロのエンターテイナーやなぁ」「惜しかった」と称賛相次ぐ(1/2 ページ)

オールスターゲームは先発投手と「1番・指名打者」で出場します。

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 メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平選手が7月12日(日本時間13日)、「MLBオールスターゲーム2021」の前日イベント「ホームランダービー2021」に日本人選手として初出場。1回戦でファン・ソト外野手(ワシントン・ナショナルズ)と対戦しましたが、延長の末に28-31で1回戦敗退となりました。


日本人選手として初めてホームランダービーに出場した大谷翔平選手(画像はロサンゼルス・エンゼルス公式Instagramから)

 2021年のオールスターゲームは、コロラド・ロッキーズの本拠地であるクアーズ・フィールドで開催。標高1マイル地点に球場があるため、気圧が低く空気抵抗が少ないことから、打球の飛距離がよく伸びます。第1シードに入った大谷選手は、参加8選手の中でシーズン本塁打の飛距離でも1位の記録を残しており、日本人初のホームランダービー制覇へ期待が高まっていました。

 先攻で登場したソト選手が22本を記録した後、後攻で大谷選手が登場。序盤から打球が上がらずに本数を伸ばせず、タイムアウトをコールします。一呼吸置いてから打席に入り直すと、ようやく打球が上がりはじめてボーナスタイムと合わせて22本を記録し、ソト選手と並んで延長戦に突入。1度目の延長戦でも決着がつかず、3スイングずつの延長戦へもつれると、先に打席へ入ったソト選手が3球とも全て本塁打としましたが、大谷選手は初球で打球が上がらず、ここで敗退が決定しました。

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ジャレット・ウォルシュ選手、水原一平通訳と写真に収まる大谷翔平選手(画像はロサンゼルス・エンゼルス公式Instagramから)

 大谷選手はホームランダービー後のインタビューで、記者からの問いに「疲れたけど、楽しめた。こんなに疲れたのは初めて。勝てなかったけど、皆さんに楽しめてもらえたら」とコメント。「明日は頑張りたい」と、先発投手と「1番・指名打者」で先発出場する、翌日のオールスターゲームへ向けて意気込みを語りました。

 2度の延長と、ホームランダービーを盛り上げた大谷選手とソト選手。「延長に次ぐ延長でめちゃ盛り上げてくれたこの2人はプロのエンターテイナーやなぁ」「惜しかったけど、2度もサドンデス持ち込んで凄かったわ」とファンも2人の熱戦を心から楽しんでいました。

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