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「カセットをフーフー」「綿棒でオペ」 起動しないゲーム機と格闘する漫画に懐かしい記憶を思い出す(1/2 ページ)

各家庭ごとに起動のためのルーティーンがあった。

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 エンドレスバブ(@endlessbabu1)さんがTwitterで連載中の「2000年代女児のおもいで」を描いた漫画が、ねとらぼGirlSideで読めるようになりました!

 心の奥にしまっていたキュンとした気持ちが懐かしさとともに迫りくるコミックエッセイをどうぞお楽しみください。

燃えよ 起動戦士

 現在アラサーのバブさんが、小学生だった頃のお話です。最新のゲーム機を買ってもらえなかったバブさんの家では、一世代前のゲーム機「モクヨン(仮名)」が長い間活躍していました。カセットを本体に挿入するタイプのこのゲーム機、年季が入ったこともあり、スムーズに起動しないことも少なくありません。

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 バブさんが、妹のポポミさん、いとこのみいぽさんと3人で「森男カート(仮名)」で遊ぼうとしていたこの日もそれは同じ。バブさんはカセットをフーフーと口からの空気で吹いてからカセットを入れたにもかかわらず、モクヨンは起動してくれません。

 なかなか起動しないモクヨンにしびれを切らし、3人は綿棒でカセットを掃除する「緊急綿棒オペ」をスタート。テレビとのケーブルもつなぎ直し、万全の状態で電源をオンにしますが、やはりゲームは全く起動しません。なぜ、なぜなんだ……!

 悲しみにくれた3人は、ゲーム機に説教、超高速オンオフ、祈りなどそれぞれの最終手段を繰り出しますが、その効果は全くなし。バブさんの家では、もはやゲームの電源を入れることが1つのゲームとなりつつあったのでした……。

 ちなみに、かつては全国の家庭で行われていたカセットへの「フーフー」行為は、端子を酸化させてしまうため推奨されていません。ゲーム機は正しい方法でメンテナンスをしましょうね。


 この漫画には「この一連の儀式、懐かしいですね」「ナナメに差し込むと成功率が高まる、とか ありましたねえ…」「我が家でもほぼ同じような戦いが毎日おこなわれてました」と、NINTENDO64やファミリーコンピュータの思い出を懐かしむ声が集まっています。

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 「2000年代女児のおもいで」は、Twitterで最新話を公開中です。

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