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法廷画タッチで育児漫画を執筆 → 平穏な日常が無駄にシリアスでじわじわくる(1/2 ページ)

にぎやかな食卓も楽しくなさげでおかしい。

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 法廷画風に描かれた育児漫画が、出オチながら破壊力抜群です。何の事件も訴訟もない日常が、妙にシリアスでじわじわくる。

真顔で喜ぶ子どもたちがシュール

 おみやげを提げてお父さんが帰宅すると、子どもたちは「あ! プリンだやったー」と大喜び――。漫画は楽しげなシーンで始まりますが、法廷画タッチのせいでものすごく淡泊。子どもは「ブチ上がる」とまで言っているのに、なんだか感情が死んでいるみたいです。

 「(プリンを)買ったの?」と聞かれて、「もちろんだよ。盗んだりしたら大変だ。『窃盗罪』で警察に捕まってしまうんだよ」と、急に教本めいた返事をするお父さん。そのそばには「10年以下の懲役または50万円以下の罰金」などと補足説明まで表示されて、漫画は無理矢理ニュース番組の絵面に寄せられていきます。

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※「がおる」は「かおる」の誤り

 家族が食卓を囲もうと、子どもが楽しかった鬼ごっこの様子を話そうと、漫画は万事この調子。「黙秘権」や「お酒を飲んだ危険運転」など不穏な言葉を挟みつつ、淡々と進みます。

 そんななか、ことあるごとに「大人は法に基づき清く正しく生き、子どもの手本となる毎日を送らなければならない」とつぶやくお父さん。そして、絵本を読んでとせがむ子どもたちの笑顔を見て、大人たちが力を合わせて守っていかなければと、肝に銘じるのでした。タッチのせいで、守るべき子どもたちはずっと真顔だけど、きっと笑顔。

 作者のグッドスリープ(Instagram)さんは、Instagramで多くの育児漫画を公開。『行け!稲中卓球部』や『名探偵コナン』など、時折挿入される巧みなパロディタッチが好評です。

作品提供:グッドスリープ(Instagram)さん

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