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怖い話を持ち寄って涼もう→「オタバレ」「リボ払い」 何かがズレてる怪談漫画がそれはそれで恐ろしい(1/2 ページ)

変なルートに入ったサウンドノベルみたい。

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 猛暑を乗り切ろうと、仲間内で怖い話を語り合う漫画が、どこかズレているのに恐ろしいです。怖さの種類は違うけど、どんな怪談より怖いかもしれない。

パンドラボックスの名作「学校であった怖い話」(「晦-つきこもり」でも可)風に進行する怖い話。そちらも選択肢次第で変な脱線をするゲームでした

 避暑の催し「怪談祭」に集まる男女が5人。トップバッターの黒田花が、数年前に自室で妙な違和感を覚えた体験を語り始めます。「何だろう……何かを忘れている」と不可解に思った次の瞬間、ふと思い出した違和感の正体とは!?

 ――正体とは、昔ひそかに使っていた、ちょっとアダルトな玩具を実家に置き忘れていた事実でした。慌てて実家へ帰り、処分できたものの、親の態度は何かよそよそしかったといいます。絶対バレてるキャーッ!

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 続いては教員の佐久間晶が語る、勤務先の「学校であった怖い話」。事務仕事に勤しんでいたところに、教え子が質問を投げかけてきました。

 「『攻め』の反対って何だと思いますかぁ?」――カマをかけた質問に、隠れ腐女子の佐久間は反射的に「受け」と答えてしまいました。「守り」と言い損ねオタバレしてからというもの、生徒からはアニメ関連の質問が増えたそうです。もう隠しようがないよ無理だよう。

 その後も「よく確認せず作ったクレカがデフォでリボ払いだった話」など、怪談とは毛色の違う恐怖が目白押し。ぜひ漫画本編で、ラストに訪れる最恐最悪のエピソードを味わってください。

 作者のタカノンノ(@takanonnotakano)さんは、『ショートショートショートさん』を手がける漫画家。佐久間らアラサー女子のエピソードは、同書でも読めます。

作品提供:タカノンノ(@takanonnotakano)さん

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