ヤクザに育てられた不良がオヤジに再会するためYouTuberを目指す 怖そうだけど抜けてるヤクザと不良の漫画が話題(1/2 ページ)
「エンコード」のことを「エンコ」と勘違いするヤクザ。
ヤクザのオヤジに育てられたものの、離れ離れになってしまった不良の漫画がTwitter上で話題になっています。不良は意外な場所でオヤジを見つけたようで……?
孤児だった主人公の大門は、かつてヤクザのオヤジに育てられていました。しかしオヤジは「自分がヤクザだから」という理由で別の里親に大門を預けると、行方不明に。成長して不良になった大門は今でもオヤジに憧れ、彼を探し続けていました。
そんな彼はある日、「カタギの皆~落とし前~~」という不穏なあいさつをするYouTuberを見つけます。その姿はどこからどう見てもオヤジ本人。なんとオヤジは登録者数10万人を超える「ヤクザ系YouTuber」として人気を博していたのです。あいさつの癖が強すぎる……!
すぐに連絡を取ろうとする大門ですが、オヤジのチャンネルには連絡フォームがなく、コメントも埋もれてしまいます。行き詰まった大門は、「自分も人気YouTuberになってオヤジとコラボ動画を出す」という解決策を思い付きます。
早速いろいろな動画を投稿する大門ですが、期待したようにはうまくいきません。オヤジの動画を参考にしようにも、「ワシおすすめシノギランキング10」「誰でも簡単にできるエンコの詰め方」「元いた組の内部事情を洗いざらい吐く」などとてもまねできない内容だったのです。
すっかり参ってしまった大門ですが、“ダチとヤケクソで撮ったガチカルタ動画”がウケていることに気付きます。そこから大門は友人たちと缶蹴りをしたりマジカルバナナをしたりと、動画を次々に投稿。チャンネル登録者数は1000人を超えました。そりゃいかつい不良たちが小学生みたいな遊びしてる絵面は絶対面白いでしょ……!
YouTuberとしての成長を感じた大門は「オヤジに頼らず自分の力で成果を出すまで……本当に長かった…」と感慨深い気持ちに。もし出会えたら、オヤジに褒めてもらえるかなと胸をときめかせます。そんな中、オヤジが珍しくYouTubeで生配信を開始したようで……? オヤジの身に一体何があったのか、大門はオヤジと再会できるのか。続きはぜひ、漫画を読んで確かめてみてください。
この漫画にネット上では、「朝から爆笑しましたww」「ヤバい突っ込む隙もないくらい畳み掛けてくる」「昔の不良漫画感がある絵で好き」「この昭和と令和の融合感よ」といった声が寄せられていました。
この作品を公開したのは、齊藤 万丈さん(@BAAANG_joe)。本記事にも漫画を途中まで掲載していますが、気になる結末は、齊藤さんのツイートから読むことができます。齊藤さんはこの他にも、Twitterやpixiv上で不良が主人公の漫画などを公開しています。
作品提供:齊藤 万丈さん(@BAAANG_joe)
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