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義足モデルの海音、五輪閉会式に続きパラリンピック開会式に登場 ピンク髪のSF風衣装で「夢がまた一つ叶いました」(1/2 ページ)

義足も電飾付きでパフォーマンス仕様に。

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 義足モデルの海音さんが8月25日にInstagramを更新。同日に開幕した東京パラリンピックの開会式にパフォーマーとして出演し、「夢がまた一つ叶いました」と喜びをあらわにしています。海音さんは9日に行われた東京五輪閉会式にも、国旗を運ぶパフォーマーの1人として出演していました。


パラリンピック開会式での衣装(画像は海音公式Instagramから)

 海音さんはパフォーマンス中に着用した、ショッキングピンクの髪で、SFチックな衣装を着た1枚を投稿。衣装と合わせて義足も電飾でアップグレードされ、開会式の華やかな会場を彩りました。

 キッズモデルとして活動していた海音さんは2014年、中学1年生時に多発血管炎性肉芽腫症のため右足のひざから下を切断。その後、一時はモデルの活動をあきらめていましたが2020年に再デビュー。このときパラリンピックの開会式に「絶対に出たい! 出る!」という思いがあったことを明かしています。ちょうど1年という節目に念願かなったことへ「こんな素敵な開会式でパフォーマンスできて出れて本当に幸せで嬉しいです」と喜び、大会開催が実現したことに感謝を伝えました。

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蜷川さんが2017年に撮影した海音さん(画像は蜷川実花公式Instagramから)

 写真家の蜷川実花さんも、この投稿に「かわいかった」とコメント。蜷川さんは2017年、病児支援団体「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」を通じ、「もう一度きれいな格好をしてモデルをして蜷川さんに撮ってもらいたい」という本人の夢をかなえるため海音さんを撮影。自身のアカウントで当時を振り返り、周囲には義足を隠して学校生活を送っていたという海音さんへ「義足であることで貴方を損ねることは何ひとつない」と当時伝えたメッセージを明かしました。

 8月22日に放送された24時間テレビ「愛は地球を救う」で再会し、再び海音さんを撮影した蜷川さん。このときの写真を掲載するとともに「彼女のアイデンティティは義足であることではなく、彼女の生き方」とモデルに復帰した現在の海音さんへ抱いた印象を言葉にしています。

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