譲ってもらったプラレールやトミカには、ママの愛情が詰まっていて…… おもちゃを通じて子どもへの思いを知る漫画に感動(1/2 ページ)
譲り受けたのはものだけじゃなかった。
プラレールとトミカのおさがりを譲り受けたママさん。受け取ったおもちゃを一つひとつ手に取り、譲ってくれたママ友さんの気持ちに思いをはせて……ほんのり切なくなりつつも、子どもを思う愛情がじんわり伝わってくる漫画がInstagramに投稿されています。
作者のまるたまの母(marutama_mama)さんは、3歳の娘ちゃん、1歳の息子くんの育児に奮闘中のママ。Instagramでは、年子出産レポートや子連れのお出かけ日記、普段の子育てで起きたエピソードを漫画に描いて公開しています。今回は、ずっと大切に使われてきたプラレールとトミカを譲り受けたときのお話です。
近所の公園で会うママ友さんに声をかけられ、プラレールとトミカのおさがりをいただくことになったママさん。たくさんのおもちゃに、姉弟は大興奮です。
レールの種類など、きちんとカテゴリーごとに分けて袋詰めされたおもちゃたち。たくさんある袋を一つひとつ見ていると、ふとある袋が目に留まります。そこには、東京ディズニーリゾート限定品、江ノ電チョロQ、空港や地域限定品など、当地を訪れないと手に入らないものがたくさん入っていました。
ママ友さんのご家族が、旅の思い出にと買ったのだろうな、泣き止んでもらうために買ったモノもあるかもしれない……手の中にあるおもちゃが、ここに辿り着くまでの経緯を具体的に想像して、思わず目頭が熱くなってしまうママさん。
子どもが小さな頃には大活躍したおもちゃたちも、子どもたちの成長と共にその出番は少しずつ減っていきます。部屋の片隅でひっそりとたたずむおもちゃたち。おもちゃとしての役目は十分に果たしてくれたことを知りながらも、思い出がいっぱいで手放せずにいたモノ。そんな大切な物を、ママ友さんはどんな気持ちで託してくれたのでしょうか……。
「先頭車両だけはボロボロだから無いの。それだけ買い足してくれたら遊べるよ」と話してくれたママ友さんの脳裏には、きっと幼かった我が子が、夢中で遊んでいた頃の様子が焼き付いているのでしょう。大切な思い出が胸にあれば、おもちゃを手放してももう大丈夫。そう思ったのかもしれません。そっとほほえむママ友さんの表情は、どこか誇らしげに見えたのでした。
この漫画には「お子さんもおもちゃも愛されてます」「モノだけではなく、ママ友さんのご家族の思いも受け継いだのですね」など、たくさんのママたちから、しみじみと感じ入るコメントが寄せられています。
まるたまの母さんは、この他にもInstagramで育児漫画を公開中です。
画像提供:まるたまの母(marutama_mama)さん
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