強火オタクがアイドルに転身! アイドルの闇をも浄化する存在になっていく漫画に「好き」「世界一強いオタク」の声(1/2 ページ)
推しのために見習いたいことと見習っちゃダメなこと。
疲れ切った老舗アイドルグループのリーダーが強火オタクな新人アイドルに励まされる漫画に、読者から「好き」の声が集まっています。ファンからアイドルになったからこそ、伝えられる言葉がある……!
老舗アイドルグループ「ピュアエール」に、一人の大型新人、日野さんが入ってきました。ビジュアルもスキルも完成されている逸材ですが、なんと彼女はもともとピュアエールの強火オタクで、オタクマインドを残したままアイドルになったのでした。
新人いびりで突き飛ばされても「アミルカの体が私に触れるなんて、恐れ多くもありがたき幸せです」と喜ぶ日野さん。「キラキラしてアイドルって素敵」と言う日野さんに、リーダーの津田さんは現実を突きつけます。
ピュアエールは表向きとは違って不仲で、老舗グループは芸能界を生き残るための踏み台くらいにしか思ってないクズの集まりだと伝えました。ところが日野さんは周りに不仲を悟らせずに、ファンに夢を与え続けている彼女たちのプロ意識の高さに感動。そして変わらずピュアエールを愛し、グループを愛する自分も大好きだと、キラキラした表情で言います。
レッスンシューズに入れられた画びょうにすら記念のサインをねだる強火オタクなアイドル日野さん。そんなオタクの彼女だからこそ、津田さんがアイドルを辞める気でいると気付きました。津田さんはアイドルにつきまとう負の感情に疲れてしまっていたのです。
そんな悩む津田さんの姿ですら、日野さんにしてみたら推しポイントでしかありません。津田さんのピュアで真面目な姿はまさに理想的なアイドル。キラキラの裏にある“闇”に負けないように自分がそばで応援するから、津田さん自身のためにキラキラしてほしいと伝えるのでした。
そしてある握手会の日、事件が起こりました。津田さんがファンから「早く消えろよ」などの暴言を吐かれたのです。目の前に現れた“闇”に、よくあることだと押し黙って耐える津田さんですが、その心はもう限界を迎えていました。するとそこに、日野さんが割って入ってきたのです……!
アイドル業界で生きていくことに疲れたリーダーの前に現れた、キラキラだけどオタクの心を持った新人アイドル。彼女がリーダーのためにしてあげたこととは何か、そして新人アイドルのとんでもない過去が明かされるラストは、ぜひ漫画でお楽しみください。
アイドルオタクがアイドルになってアイドルを励ます漫画に、読者から「めちゃくちゃ好き」「世界一強いオタク」「これくらい好きであることをはっきり出して行動したい」などのコメントが寄せられています。
作者は漫画家の寅尾あかまる(@akafujipiyokoo1)さん。現在コミックウォーカーとニコニコ静画で『すごい年の差夫婦の話』を連載中で、10月28日発売のグランドジャンプむちゃ11月号にも掲載予定です。さらにとなりのヤングジャンプにて「先生、僕たちがついてます」を掲載しています。
作品提供:寅尾あかまる(@akafujipiyokoo1)さん
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