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「アイドルマスター SideM GROWING STARS」感想 一度は終わった「SideM音ゲー」再チャレンジの出来は?モバクソ畑でつかまえて(1/2 ページ)

8月に「アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!」が終わったばかりですが、今度は……?

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 9月末から10月にかけて、いくつものアプリが配信されました。有名なコンテンツのゲーム化だったり完全にオリジナルの作品だったりといろいろあったのですが、そんな中で今回はアイドルマスター SideM GROWING STARS(サイスタ)を紹介したいと思います。

タイトル画面

ライター:怪しい隣人

出来の良くないソーシャルゲームを勝手に「モバクソゲー」と名付けて収集、記録、紹介しています。モバクソ死亡リストは500件を超えました。年々ソーシャルゲームが複雑になり、ダメさを判定するのに時間がかかるのが最近の悩みです。本業はインフラエンジニア。そのためソーシャルゲームの臨時メンテは祭り半分胃痛半分な気分です。

 「アイドルマスター SideM」はアイドルマスターシリーズの中でも男性アイドルをメインとして扱う作品。最初にMobageでリリースされた際、2014年2月28日にサービス開始→いったん中断して開発会社を変更し2014年7月17日に再開……と波乱のスタートをきったことが懐かしく思い出されます。そこからアニメ化などを経て2017年8月30日に「アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!(以降エムステ)」が登場。3Dのアイドルが踊る音楽ゲームというこれまたアイマスシリーズ恒例の作品でした。ですがこちらはあまり評判がよろしくなく、先日2021年8月31日にサービスを終了しました。なお、3Dアイドルたちの動画については一部が公式サイトに記録されています。

 そしてこのエムステの終了告知の際に「新作を計画中」という話があり、ある意味後継作として誕生したのがこのサイスタとなります。

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2Dで動くキャラとイラストアドで魅せる「サイスタ」

 3Dのアイドルが踊るエムステとは異なり、サイスタはホーム画面で2Dのアイドルがアニメーションし、音ゲー画面ではデフォルメされたキャラクターが動きつつ入手したアイドルのイラストがカットインする、「バンドリ! ガールズバンドパーティ!(以降ガルパ)」「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク(以降プロセカ)」をほうふつとさせるタイプの音ゲーとなっています。ただ印象的だったのは、SSRのカットインはアニメーションすること。このあたりは「アイドルマスター シャイニーカラーズ(以降シャニマス)」の演出を思い出させます。シャニマス同様の「2Dで動くキャラとイラストアドで魅せる」という方向を目指す作品なのかなと思わされます。

カットイン画面
普段の音ゲープレイ画面
ホーム画面です。固定しなければアイドルがランダムにやってきます

 音ゲー部分については大変快適にプレイできることを除いて特筆すべきことはないのですが、アイドルとアイドルフォトといういわゆるカードの能力値が別れているのが印象的でした。要は「新しいカードを手に入れたよ! また1からレベル上げだよ!」という必要性がない、ということでそこは面白い作りだと思います。

 もちろん、アイドルフォト側にもスキルレベルがあったり、複数入手することで限界突破したりという要素はあるのですが。なお限界突破を4段階まで行うと先の音ゲープレイ画面に出てくるデフォルメキャラの色違い衣装が手に入るそうで、それはご褒美としてはちょっとささやかかな……という気がします。

アイドルのステータス画面
アイドルフォトのステータス画面
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