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『100万回死んだねこ』貸してください 図書館で実際にあった「覚え違いタイトル集」書籍化(1/2 ページ)

「トコトコ公太郎(とっとこハム太郎)」「フォカッチャのバカロマン(ボッカチョのデカメロン)」などなど。

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 「100万回死んだねこ」「100リットルの涙」――書籍のタイトルの覚え間違いを紹介する福井県立図書館(福井市)の人気コーナーが書籍化されました。『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』として、講談社から10月20日発売です(1320円)。


『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』 イラスト:多田玲子 装丁+本文デザイン:大島依提亜

 同図書館の公式サイトで人気の「覚え違いタイトル集」は、利用者の覚え違いの実例を集めたもの。思わず笑ってしまう覚え間違いが、SNSでたびたび話題になっています。

 『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』は秀逸な「覚え違いタイトル」を厳選し、イラストを添えて収録。ページをめくると「正しい書誌情報」と「司書によるレファレンス」が現れる構成になっています。

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 「トコトコ公太郎(とっとこハム太郎)」「フォカッチャのバカロマン(ボッカチョのデカメロン)」「人生が片付くときめきの魔法(人生がときめく片づけの魔法)」など、“分からなくはないけどなんか違う”覚え間違いから、「ウサギのできそこないが2匹出てくる絵本」のような、何もかもあやふやなものまで、さまざまな例が収録されています。爆笑しつつ、司書さんってすごい……と感心する一冊です。

収録例

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