童話「金の斧」泉の精を落とすテクニックとは? ひとめぼれした木こりの漫画がまさかの展開(1/2 ページ)
その手があったか……!
イソップ童話「金の斧」がラブコメ漫画に翻案された結果、木こりがとても一途で賢くてかわいらしい物語になりました。作者は漫画家のくろたま(@krtmgpl)さん。
木こりが大事な斧を森の泉に落としてしまったそのとき、「あなたが落としたのはこの金の斧ですか? それとも銀の斧ですか?」と泉の精が登場。正直な返事のほうびに全ての斧を与え……と、漫画は元ネタ通りに始まりますが、彼女の美ぼうが木こりにときめきまで与えたことで、話は大きく変わっていきます。
泉の精にひとめぼれした木こりは、どうにかアプローチしようと思ったのか、紙片を泉に投げ込みます。するとまた「あなたが落としたのはこの電話番号が書いてある金の紙ですか?」と、泉の精が登場。木こりはあえて「金のやつです」とうそをついて、紙を没収させます。泉のシステムを逆用して、連絡先を押しつけてたのか……!
木こりはその後も花束やラブレターを泉に入れてはうそをつき、泉の精に渡してアピール。そんなある日、書類らしき何かを投げ込むと、今度は「普通のやつ」と答えます。久々に正直な返事をもらって、泉の精もうれしそうに金と銀と普通の書類を与えようとするのですが……?
実は書類は婚姻届。指輪を差し出しながら「サインしてからください」と言う、サプライズなプロポーズを、泉の精は涙しながら受けるのでした。これまでのアプローチ、まんざらでもなかったんですね。
漫画は「絵もストーリーも全部かわいい」と好評。「かわいい顔して、かなりな策士!」「発想が天才! かわいいし頭いいし大好き!」と、木こりに人気が集まっています。
作品提供:くろたま(@krtmgpl)さん
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