残業中に“手の幽霊”が現れた!? お人よし社員を襲う怪異の漫画がいろんな意味でゾッとする(1/2 ページ)
本当に怖いのは……?
夜中に1人で残業していたら、PCの画面から幽霊が出てきた……! お人よしの会社員が怪異に遭う漫画が、いろいろと恐ろしいです。まず労働環境がきつくて怖い。
主人公のヨシカワは、お人よしな性格と事なかれ主義のせいで貧乏くじを引いてばかり。その性分を友人に心配され、「死ななきゃ直んないのか」と注意されようとも、押しつけられた仕事を夜中まで延々続けています。
友人は残業グセを直そうと、「その職場“出る”らしいよ」などと脅かしてきましたが、当のヨシカワは怖がりつつも作業を続行。幽霊なんて出るわけないだろうと思っていたら……?
……本当に出てきてしまいました。しかも身体は“片手だけ”で、器用に高速でキーボードをタイプし始めます。あまりの恐怖に、ヨシカワは泡を吹いて気絶。そのまま朝まで会社で過ごしてしまいました。
目覚めてみると、不思議なことに途中だったはずの仕事は完了していました。できあがった資料には「縁下」と、知らない署名が……もしかして、あの幽霊が手伝ってくれていた?
やがて会社は始業を迎え、ほかの社員も続々出社。ヨシカワはたまたま会った人事課の社員に、「縁下さん」に心当たりがないか聞いて青ざめることとなりました。縁下とは、この会社でかつて過労死した社員の名だったのです。
しかも縁下は、自分と同じお人よしで損な性格。もしも彼が幽霊の正体だとすれば、明日は我が身――そう気付いたヨシカワは、少しずつ変わっていきます。ほのかな希望を感じさせるラストは、漫画本編でご覧ください。
作者の猟希シンカ(@RyokiShinka)さんは、この漫画をジャンプルーキーでも公開しています。投稿用タイトルの「死んでも直らなかった」が、あらためてつらい……。
画像提供:猟希シンカ(@RyokiShinka)さん
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