【漫画】ブロック遊びも食事も実はとっても難しい! 3歳の手の感覚を大人が試してみたら発見がいっぱいあった話(1/2 ページ)
やってみたら……キーボードも打てません。
3歳の子どもの「手の感覚」を再現し、自ら試してみたママパパの体験漫画がInstagramに投稿されています。
作者で保育士のおにゃんこぽん(onyancopon25)さんは、5歳長男のぼん君・2歳長女のてちょちゃんを育てているママ。Instagramでは、2人の子育て絵日記を描いて公開しています。今回は、3歳の子どもの手の感覚を体験してみたお話です。
おにゃんこぽんさんは、ある日食育の先生から「3歳児の手の感覚は大人が軍手を2枚重ねてはめたのと同じくらい」という話を聞きます。それをパパさんに話してみると「やってみるか!!」と提案が。おにゃんこぽんさんも「いいね!!」と賛同します。
パパはさっそく、軍手2枚重ねの手で子どもたちとブロック遊びをしてみます。すると、その難しさは想像を超えていました。大きいものはなんとか組み立てられるものの小さいものは難易度が高く、パパは思わず「ムリだな…」とつぶやきます。一方で、まだ2歳のてちょちゃんは、いつの間にやらブロックに飽き、重ねて組み立てるハンバーガーのおもちゃで遊び始めていました。
パパさんは、てちょちゃんからもらったハンバーガーのパーツを外してみようと試みますが、思うように手が動かせません。そんなパパをそばで見ていたてちょちゃん。「やってあげう!」と申し出て、見事にハンバーガーを分解してくれました。
そんな2人の様子を見ていたおにゃんこぽんさんは「これを外せることをほめたことはなかったな」と新たな発見をします。軍手2枚重ねのパパさんは、てちょちゃんの頑張りを実感し「よくとれたなー」とほめたたえます。するとてちょちゃんは、とってもうれしそうな笑顔を見せてくれました。
今度はおにゃんこぽんさんが、軍手2枚で食事に挑戦。そして、想像以上に指が曲がらないことに驚きます。子どもがスプーンの上の方を持ちたがる気持ちや、スプーンやお皿をすぐに落としてしまう理由を身をもって感じたのでした。
この体験を経たおにゃんこぽんさんは、子どもが手を動かすことの難しさと同時に「このおててでいろんなこと頑張ってるのがいとしい」と新しい発見をしたといいます。このあと、ボタンがとめられたてちょちゃんへの声かけに以前よりも気持ちがこもるようになったのだとか。
パパさんにとっても「大人に出来ることが当たり前じゃない」ということを知ったのは貴重な体験だったようです。
こちらの漫画には「初めて知りました!」「びっくり」と、子どもの感覚を知る方法に驚く声が集まりました。中には「今度やってみよう」という人も。実際に体験してみると、さらにいろいろな発見がありそうです。
おにゃんこぽんさんは、この他にもInstagramで育児漫画を公開中です。
画像提供:おにゃんこぽん(onyancopon25)さん
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