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1回10円! 行き先は運まかせ!! 「広島10円きっぷ」で未体験ゾーン入りまくりの旅ガチャしてきた(3/5 ページ)

広島でも魅惑の“ミタイケン”旅くじ! 何と「10円」ですよぉぉ! 10円で「新幹線にも」乗れちゃうかもですよ……!!

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これまで縁のなかったはじめての街「三原」へ「いきなり旅」行ってきた

 では出発しましょう! いざ「三原」へ。


三原は広島から在来線で約75分。新幹線駅なので東海道・山陽新幹線こだま号でも行けます(約38分)が、今回は在来線の糸崎行き山陽本線でのんびり行きます

 広島駅の近くにはJR貨物のターミナル駅があり、道中は貨物列車とよくすれ違います。実は貨物好きな私。普段はあまりない貨物列車とすれ違う車窓の眺めもとてもうれしい体験でした。

 移動時間は約75分。旅の楽しみの1つは「その土地のグルメ」ですよね。お昼どきでおなかも空きます。「着いたら何食べよう」。移動中にスマホでチェックした広島10円きっぷ特設サイトの観光案内は、モデルコース以外の見どころもいろいろ発見できました。

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車窓からの眺めも堪能。渋い途中駅や景色もいい

 三原駅に到着。まずやっておきたいのは紙の「観光マップ」を入手することです。スマホで見るのもいいのですが、検索で出てこないちょっとした名所はたくさんありますし、思い出のモノとしても残りますし。手元に紙のマップがあると心強いです。


よし、間違いなく三原駅

かわいいので思わず撮ってしまった黄色い電車。何もかもがなぜか珍しく見えてしまう未踏の地のうれしさです

 最初の目的地は三原城址。三原城は、1567(永禄10)年に、毛利元就の三男小早川隆景が築城した城。海の上に浮かんで見えたことから「浮城」とも呼ばれていました。

 2021年現在は天主台跡や石垣後などの一部が残るのみですが、当時は本丸、二之丸、三之丸があり、32の櫓と14の城門があるとても大きな城だったそうです。


最初の目的地は「三原城跡」

実は、まさに駅直結。階段を上ればすぐ天主台跡へ出られるのでした

三原城の天主台跡。当時の姿を想像して、歴史のロマンを感じましょう

すぐ近くに新幹線ホーム

 おなかが空いたので昼食を食べましょう。三原の名物は「タコ」です。


でっかいタコがいたー

駅前の噴水にもタコがいたー

……というわけでもちろんいただいたのは三原名物「たこ」入りのびんご焼(950円)

 「三原のやっさタコ」は、江戸時代から代々受け継がれる伝統のたこつぼ漁で漁獲されている三原のブランドタコです。小島が多く水がきれいな三原沖の海でカニやエビをたくさん食べて育っているので、うまみが濃いのが特長とのこと。

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 昼食でいただいた「びんご焼」は、そんな大きなタコがゴロゴロ入った食べ応え十分のお好み焼き。おいしかったです。

 ちなみにやっさタコの旬は6月~8月で、タコのうまみを一番味わえるのは刺身なのだそうです。次はぜひ、お刺身も食べてみたいなぁ……。


港で見かけた、漁に使用されるたこつぼ

駅の北側から見た三原城天主台跡。こちらの方がより城址らしく見える

復元された、後藤門の石垣

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