実写版「ONE PIECE」キャストが解禁　ゾロ役に新田真剣佑、ゴーイングメリー号のセット公開し「みんな楽しんで」（1/2 ページ）

　Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ「ONE PIECE」のキャストが11月10日に公開。日本からは新田真剣佑さんがロロノア・ゾロ役としての参加が決まり、原作の尾田栄一郎さんからのコメントも発表されています。

　麦わらの一味を演じる5人は、世界各国から集結したフレッシュなキャスト陣。主人公のモンキー・D・ルフィを演じるイニャキ・ゴドイはメキシコ出身の俳優で、人気ドラマ「そしてサラは殺された」に出演。“超スーパールーキー”と称されルフィと重なります。

　また紅一点のナミを演じるエミリー・ラッドは、ホラームービー「フィアー・ストリート」3部作でも注目を浴びた美しき新星。ウソップを演じるジェイコブ・ロメロ・ギブソン、サンジを演じるタズ・スカイラーも、映画や海外ドラマを中心にキャリアを積んでいます。

　原作は1997年に『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載を開始した、いわずとしれたメガヒット作。伝説の“海賊王”ゴール・D・ロジャーが残したという【ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)】を巡り、主人公ルフィ率いる海賊“麦わらの一味”が冒険へと繰り出す壮大な物語です。過去にも実写映像化のオファーは多数あったという同作ですが、尾田さんとジャンプ編集部がさまざまなハードルを乗り越えられると確信できたことから初めて実現。

　尾田さんは「文化の違う人達とチームを組むんだから簡単じゃないよ！」とじっくりゆっくり進行を自虐しつつ、「顔、口の大きさ、手の大きさ、雰囲気、所作、声質、演技力、身長、仲間同志のバランスetc…！　世界各国のスタッフと議論を重ね、決定しました！　彼らこそ“麦わらの一味”になりうる人達です!!」と5人のビジュアルを含めた適正に太鼓判。一方で「完成まではまだ少し時間がかかります」と具体的な配信時期などには触れませんでした。

　真剣佑さんはニュース解禁後、「この度、Netflixの実写版「ONE PIECE」でZoro役を演じさせていただくことになりました」と自身のInstagramを更新。英語で「ゾロを演じるぼくと同じくらい、みんなもシリーズを楽しんでくれますように」とコメントし、手配書風の写真や、5人のキャストが大はしゃぎする動画を公開しました。中には青空の下にひっそりたたずむ、麦わらの一味の母船ゴーイングメリー号を収めた1枚も。周囲の自動車と比較すると大掛かりなセットで制作が進んでようで、期待感が高まります。