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パワーを溜めて駒を吹っ飛ばす物理演算将棋ゲーム「超将棋」がリリース初日から人気呼ぶ カオスなプレイ動画続々(1/2 ページ)

駒の扱いがデリケートで、ゴルフゲームのような感覚も。

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 おはじきのように駒を飛ばし、相手の王を盤から落とす将棋ゲーム「超将棋」がSteamに登場し(現時点では無料)話題を呼んでいます。将棋って何だっけ。

Steamで無料配信中の「超将棋」。オンライン対戦と、独自ルールの詰め将棋で遊べます

 物理演算のもとに駒を押し合うように勝負する、弾き将棋と本将棋のミックスルール。駒それぞれの進める方向は本将棋と同じですが、違うのはその操作方法。ボタンを長押しするとパワーが溜まり、その度合いによって進む勢いと距離が変わっていきます。溜めすぎると不発となって少ししか進めないあたりは、ゴルフゲームのように繊細。

クリックで駒を指定すると、動ける方向が矢印として表示。赤や緑の矢印は、移動の勢いが強いと示す
矢印を長押しするとパワーが溜まる。緑の光が最大限に広がったときにボタンを放すと高威力を発揮できるが、度を超すとわずかしか進めない
ボタンを放すと駒が進む。敵陣に踏み込むと自動で成り駒に
一手使って駒の向きを変えることも可能。後方の矢印を2回クリックすれば、駒を立てて倒し180度反転できる

 香車や飛車など、長距離を動ける駒はパワーも強力。敵味方を問わず、他の駒をビリヤードのように激しく弾き飛ばします。ゆえに、角道を開けずに角をぶっ飛ばすといったパワープレイも可能です。

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 他にも、先手・後手が交互に指すターン制か、同時に指すリアルタイム制かを選べたり、駒を駒台(持ち駒の置き場)に逃がせたりと、クセの強いルールが目を引き、Twitterでは「神ゲー」と話題に。突っ込んだ桂馬からの玉突き衝突で王が瞬殺されたり、真上を向いた駒がロケットのごとく飛翔したり、立てられた駒が将棋倒しになったりと、むちゃくちゃなプレイ動画が続々と投稿され笑いを呼んでいます。

 現状ではCPU戦がなくオンライン対局のみで、マッチングもしづらい状況にあるのは残念なところ。改善のためのアップデートが近日中に予定されているので、それまでは詰め将棋モードで、ゲームのクセに慣れておくのもよさそうです。

手数だけでなく時間にも制限がある詰め将棋。どちらかというと、ビリヤードのトリックショットのお題
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