14×14を暗算でサクサク答える小1に解き方を聞いたら目からウロコ 2桁の掛け算の図解が分かりやすい！（1/2 ページ）
視覚的にも分かりやすい。
2桁の掛け算を暗算でサクサク答える方法が分かりやすいと話題です。教えてくれたのは、なんと小学1年生。
Twitterに投稿され7万いいね以上を獲得しているのは、14×14＝196の計算式ではなく“計算図”。投稿者のしおりんさん（@shiorinenglish）によると、小学校1年生の息子さんが2桁の掛け算を暗算でサクサク答える様子を見て、どのように考えているのか尋ねてみると、図解にして教えてくれたといいます。
息子さんが描いたのは一辺が14の四角形。さらに14を「10」と「4」に分けて、四角形の内側に線を引いて分割します。14×14の四角形が、10×10（＝100）の四角形1つ、10×4（＝40）の四角形2つ、4×4（＝16）の小さな四角形1つに分けられた形になりました。
最後にそれぞれの面積を足し算すると答えは196に。これを頭の中に浮かべて暗算しているのは驚きですが、10の位と1の位に分けた図にすると難しい2桁の掛け算でも応用が利きそうです。
リプライにはこの図解が中学3年生で習う因数分解だと気が付く人も。確かに、「10の2乗＋2×（10×4）＋4の2乗＝（10+4）の2乗」は、「xの2乗＋2xy＋yの2乗＝（x＋y）の2乗」の2次方程式です。8年後の数学の内容を先取りしている……！
しおりんさんによると、息子さんはこの解き方を誰かに教えてもらったわけではなく、YouTubeの「Numberblocks」や磁石でくっつけながら組立てるおもちゃ「マグフォーマー」などからヒントを得たのだろうとツイート。自分でこの方法を見つけたことをたくさんほめて、これからものびのびとした発想ができるように見守りたいと語っています。
画像提供：しおりんさん（@shiorinenglish）
関連記事
この図形の面積、三平方の定理を使わずに出せる？ ヒラメキで解く“算数”がちょっと手ごわい
こういう問題をスッと解ける子どもでありたかった……。娘の算数の宿題が鬼畜難易度 「これは難問」「俺も解けない」「非ユークリッド幾何学教えてるのか…」
コンパスで描かれた努力の跡を褒めてあげたい。「どうのつるぎと皮のたてを買ったら何ゴールド残る？」ドラゴンクエストの算数ドリルが子どものレベル上げにぴったり
小学生に戻りたいな……。「桃が5個あります。3個もらうと全部で何個になりますか」 足し算とも引き算ともとれる算数の問題が難しい
出題された小学生は、「もともと5個ある桃は誰のなの？」と困惑。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.