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【漫画】育児に追われ、見知らぬ人に「今を大切にね」と言われたあの日 子どもの手が離れたママが“一人の寂しさ”に涙した話(1/2 ページ)

時間が経ったからわかったこと。

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 子どもに付きっきりだった時期が終わり、ようやく1人でおでかけができた2児のママ。喜びと同時に沸き上がった寂しさを描いた漫画がInstagramに投稿され、「すごく分かります」「心がジーンとしました」と共感を呼んでいます。


通りがかりのマダムに掛けられた言葉が、後になって染みわたります……

 漫画の作者は、小学2年生のにぃくんと幼稚園年中のゆーくん兄弟を育てるmiho(miho.haha)さんです。


子どもたちに付きっきりの生活

一息つくこともできません

 数年前まで、mihoさんの生活は全てが子どもたちを中心に回っていました。常に背中にゆーくんをおんぶし、イヤイヤ期真っ只中のにぃくんの相手をする毎日……。子どもたちの世話に追われ、最低限の家事すらも思うようにできない日々の中で、「1人の時間」への憧れは募るばかりだったといいます。

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ニコニコと話し掛けてきたマダム

この言葉を聞いたmihoさんは……

 そんなある日、子どもたちを連れてスーパーへ買い物に出掛けると、mihoさんは一人のマダムから「いいわねぇお母さん、今が一番かわいい時よ」と話し掛けられました。マダムは「子どもはあっという間に大きくなって離れていくんだから」と、子どもたちと一緒にいられる今を大切にするようにmihoさんへ語りかけます。


小さく返事をしたmihoさん

寂しく感じる未来は想像ができませんでした

「今を大切にしたい」よりも「大変な今をどうにかしてほしい」

 小さな声で「……はい」と答えたmihoさんですが、毎日2人の子どもたちの子育てに追われ、1人の時間を全く取れない当時の状況では、寂しさを感じる未来の想像ができなかったといいます。それよりも「大変な今をどうにかしてほしい」という思いの方が強かったのでした。


念願だった1人でのおでかけ

突然押し寄せる寂しさに、マダムの言葉を思い出しました

 時がたち、mihoさんはやっと1人でおでかけができるようになりました。試着して服を買ったりカフェに行ったり、山積みになった「1人でやりたいこと」を何でもできる身軽さに踊り出しそうになりますが……ふと目に入ったのは、ママと買い物に来ていた小さな男の子。手にしていたのは、mihoさんの子どもたちが大好きだった電車のおもちゃです。

 男の子を見た瞬間、mihoさんの目に涙がこみ上げてきました。付きっきりだった育児が終わり、子どもたちと離れる時間ができた今、初めて感じる"1人の寂しさ"が押し寄せてきたのです。そして、かつてマダムにいわれた「子どもたちとの今を大切にね」という言葉を思い出し、その意味と寂しさをかみしめるのでした。

 この漫画を読んだ人からは、「まさに自分に向けたメッセージのように感じ、朝から涙が出ました」「何回見てもジワんとする」と共感の声が寄せられています。

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 全く目が離せない時期の子育ては本当につらく大変で、どんなママでも「早く1人になりたい!」と思ってしまうはず。ですが、そんな大変な日々を懐かしく思う日がいつか必ず来るのです。時には息抜きをしながら、子どもたちとの一瞬一瞬を大切に過ごしていけたらいいですね。

 mihoさんはこの他にも、育児中に感じた思いや出来事をかわいらしいタッチのエッセイ漫画に描いてInstagramで発表しています。

画像提供:miho(miho.haha)さん

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