ニュース

【漫画】愛犬が天国へ、ペットロスで生きる希望を見失ったが―― 新たな家族を迎え悲しみを乗り越える話に涙(1/2 ページ)

ペットロスはつらいけれど、その子を愛していた証拠でもある。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 Twitterに「ペットロスを経て新しい家族を迎えた時の話」が投稿され、ペットロスを体験した人や高齢のペットと暮らす人たちから共感の声が集まっています。


ペットロスは誰にでも可能性があります
家族を失ったつらさは言葉では言い表せません

 漫画家のアキサワリョウタ(@aki3wa)さんは、ある施設から引き取った7歳の柴犬の女の子「リーフ」ちゃんと一緒に暮らしてきました。アキサワさんは学生時代からずっとリーフちゃんのことを最優先に生活していて、その様子を見ていた周囲の人たちからはペットロスを心配されていたそうです。


先代ワンコ・リーフちゃんのお話

 そして2019年12月についに“そのとき”が訪れ、1年半ほどの介護生活を経てリーフちゃんは18年と11カ月の犬生を閉じました。介護生活に入ると同時にそのときに関する本を読み、ネットを利用して心の準備をしていたというアキサワさんは無事に、かつ後悔無くリーフちゃんを送り出せた……と思っていたそうです。

advertisement

 しかしリーフちゃんを送り出してから4カ月後、ペットロスに陥るアキサワさん。涙が止まらなくなり、生きる希望を見失ってしまい、漫画を描くこともできなくなってしまったのです。


新しい家族を迎えることに躊躇(ちゅうちょ)するアキサワさん

 その後アキサワさんは1カ月の療養期間を取り、リーフちゃんの死と向き合うことに。しかし1カ月では心の傷は癒えず、連載していた漫画を休止することになります。そして途方に暮れていたとき、お父さんから「新しい犬(子)を迎える気はない……?」という相談を受けるのです。


元気いっぱいなワンコ・ロマンくん

 新しい犬が来たとしても、リーフの代わりにはならない――。そう考えたアキサワさんは、返事を保留にすることに。それから数日後、お母さんから「知人から1匹のワンコを紹介された」という連絡が届きます。そのワンコはあるお宅で飼われているけれど、ご縁があればそちらで……という何やら訳アリな感じだったんだとか。

 ひとまず会ってみると「ロマン」という名前のワンコは元気いっぱいなものの、毛むくじゃらでツメが伸びきっていて、少し臭う状態だったそうです。なぜ里親募集をしたのか飼い主さんに聞いてみると、「最初は家族みんなでかわいがっていたものの、段々と誰も面倒を見なくなり、散歩もろくに行けず、家の中ではほとんどケージの中で過ごしている」と説明されます。


飼い主さんの説明に思わず絶句するアキサワさん

 その説明を聞き、怒りが沸いたというアキサワさん。頭を冷やすためにロマンくんと一緒に散歩に行ってみると、その小さな体から「命」を感じたそうです。そして「ロマンくんはリーフちゃんの代わりではないこと」「ロマンくんはロマンくんであること」に気付き、全ての不安が消えたというアキサワさんは、あることを決心します。果たして、アキサワさんの決断とは……? ぜひ漫画を読んで確かめてみてください。

advertisement

 アキサワさんは「フクくんとの出会いに感謝しているため、前の飼い主さんに対する過激なコメントは控えて頂けたらと思います」と話してくれました。


ロマンくんのおかげで不安が消えたそう

 作者のアキサワリョウタさんは漫画家で、Twitter(@aki3wa)には漫画に関するツイートやイラストなどを投稿しています。Amazonをはじめとした全国の書店では単行本「いろはと僕と」「怖面先生のおしながき」が販売中です。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. そうはならんやろ “0円の画材”と“4万円の画材”、それぞれでジョーカーを描いてみた結果に驚き【海外】
  2. マクドナルド、兎田ぺこらとのコラボ匂わせ→斜め上の解釈で生まれた“架空のキャラ”に爆笑 「それにしか見えないw」
  3. 「ジオング」を“貴婦人風”に徹底アレンジした結果…… 2年がかりの“超大作3DCG”に反響 「立体化してほしい」
  4. 心身不調の壇蜜、1年の“30%以上が入退院”な難事に本音吐露 次々襲うネガティブ変化に「難所は多種多様」「長生きって難しい」
  5. 100均のクッションゴム、まさかの使い方に目からウロコ 家中の“プチストレス解消法”に「思いつかなかった!」「これはすごい」
  6. 「普通に失礼だとか思わないんかな」 小浜線公認キャラの展示パネルを覆うように“貼り紙”で謝罪 観光協会「不快な思いをさせた」
  7. 売上7億円超の人気漫画『小悪魔教師サイコ』作画家・合田蛍冬氏が出版社を提訴した訴訟が和解 同一原作の後発漫画が出版されトラブルに 出版社は謝罪
  8. 大竹しのぶ、お別れ近づく“孫娘”と笑顔のペアルック 10年後の17歳でも「私達の事覚えていてくれるかなぁ」
  9. 患者から「相談しづらい」と言われた男性医師が決断→イメチェンした爽やかな姿に「うぇ!? 同じ人!?!?」「髪型変えると表情も変わる」
  10. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】