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マクドナルドはなぜ国産じゃがいもを使わない? ポテト販売休止でTwitterに流れるウワサ、真相を取材した(1/2 ページ)

理由は大きく「サイズ」「味」「消費量」。

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 1月9日より、マクドナルドがフライドポテト(マックフライポテト)の取り扱いを縮小し、Sサイズのみ販売に。コロナ禍の影響で物流が滞り、原料である北米産じゃがいもの在庫が不足したためです。

 ポテト好きにとっては悲しい事態ですが、ここでひとつの疑問が浮かびます。なぜマクドナルドは国産のじゃがいもを使わないのでしょうか? Twitterでは「農家との契約があるので国産のじゃがいもを使えない」「日本で生産される品種は適さないから使用できない」 といった情報が拡散されています。ねとらぼは同社に取材し、マックフライポテトへのこだわりを聞きました。

なぜ国産のじゃがいもを使用しないのか

 日本マクドナルドによれば、北米産じゃがいもを使用する理由は大きく3つ。「サイズ」「味」「消費量」です。

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 マックフライポテトはじゃがいもをマッシュせず、丸ごとカットして作っているため、それに見合う大きさの品種が必要となります。さらに「外はカリッ、中はホクホクとしたおいしさ」にもこだわり、ラセットバーバンクなどの北米産品種を使用しているそうです。また、販売量が非常に多く、産地開拓が容易ではない事情もあるとのこと。

 同社は「ポテトはマクドナルドの看板商品であり、グローバルで厳格な品質基準が徹底されており、現在国内で多く栽培されている品種では、マクドナルドのマックフライポテトに合うジャガイモは残念ながら存在しない状況です」と述べています。

ラセットバーバンクとは(アイダホポテトコミッションより)
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