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疫病神「不幸を与えてやろう!!」→「ここにいてくれるのかい?」 人間に拾われた“疫病神”を描く漫画が「泣ける」(1/2 ページ)
泣ける。
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“疫病神”とおばあさんの交流を描いた漫画が、「泣ける」と大きな反響を呼んでいます。
「阿呆な人間めっ」「ウチを家に入れたのが運の尽き! 飯を喰らい尽くし! あまたの災難をもたらす! お主が死ぬまで居座ってたくさんの不幸をあたえてやろう!!」――。ある日、老齢の女性に拾われた疫病神は、そのおばあさんの前で威張り散らしています。
それに対しておばあさんは「ここにいてくれるのかい?」と笑顔。そればかりか、お口にあえばと「肉じゃが食べるかね?」と食事を与え、あっけにとられる疫病神をよそに「お風呂であったまっておいで」と湯を沸かしてやる始末です。
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とまどいながらもちゃっかりお風呂に入り、「人間 なぜウチに尽くす ウチは疫病神だぞ」と尋ねる疫病神。すると、おばあさんは「それは…アンタが『さみしい』って顔をしていたから」と一言。「だから助けたいって思ったの そんな理由じゃダメかしら?」と尋ねます。
これまで「家に入って来るな疫病神!」「お前がいると不幸になる!」と忌み嫌われてきた疫病神ですが、疫病神自身も好きで疫病神になったわけではありません。
「私がアンタを幸せにするよ」「これからよろしくね疫病神さん」と頭を優しくなでてくれるおばあさんに、「…うぬ」と返す疫病神なのでした。
この心温まる作品は漫画家・吉良いと(@kilightit)さんの短編漫画集「BOX!」に収録されているお話。吉良さんはこのほかにもいくつか短編作品をTwitterに掲載しているので、気になる人は吉良さんのアカウントをチェックしてみてください。
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