病気で体がふらつく猫、ソファにのぼろうとして……　自分の力だけで頑張る姿に感動と称賛の声集まる【米】（1/2 ページ）

　体のバランスがとりづらい小脳低形成症の猫ちゃんが、意を決してソファにのぼる瞬間が米・マサチューセッツ州サマービルで撮影され、YouTubeに投稿されました。「よくやった！」「素晴らしい」と称賛の声が集まっています。

　猫の名前は「Squiggles」（スクイグルズ）ちゃん。生後2日で野良猫として発見され、妹猫の「Daisy」（デイジー）ちゃんとともに飼い主さん宅へやってきました。そのときにスクイグルズちゃんは小脳低形成症であると分かったそうです。

　小脳低形成症とは、体のバランスがとりづらいなど動きに支障が出る先天性疾患です。体のふらつきなどが見られるものの、症状が悪化することはないため、飼い主さんの介助があれば、ほかの猫ちゃんたちと同じように生活できます。しかしスクイグルズちゃんは、介助を求めず、冒険家で独立心の強い猫ちゃんだと飼い主さんは語っています。

　猫は通常、自分がしてほしいことがあると飼い主さんを見つめる傾向がありますが、動画のスクイグルズちゃんは飼い主さんにアイコンタクトを送らずソファに集中。自分の力でのぼるのだという強い意思を感じます。

　スクイグルズちゃんはソファのどこにのぼるか目星をつけるとジャンプ！　何度も落ちそうになりながらソファに爪を立てて一生懸命しがみつき、体を上へと押し上げます。そして見事ソファにのぼったスクイグルズちゃん！　こちらまでうれしくなりますね。

　コメント欄には「粘り強い。“自分はできる！”と信じる姿に感動した」や「あきらめないところが素晴らしい」などスクイグルズちゃんの挑戦を称賛する声が寄せられました。たった数秒の出来事ですが、胸が熱くなる動画でした。