『山月記』や『智恵子抄』が物語を感じる紅茶に 本型ボックス入りの「日本近現代文学作品イメージティー」に心おどる(1/2 ページ)
読みながら飲むのも良いかも。
フェリシモミュージアム部は、近現代日本で生まれた文豪の作品から着想を得た「文学作品イメージティー」の第2弾を発売しました。
「心震える物語を飲みほして。」というキャッチコピーとともに公開されたラインアップは、全4種類。中島敦『山月記』、江戸川乱歩『孤島の鬼』、室生犀星『蜜のあわれ』、高村光太郎『智恵子抄』をイメージしたお茶は、それぞれ使用する茶葉や味わいが異なります。
『山月記』のイメージティーは、主人公の李徴(りちょう)が虎へ姿を変える様子をモチーフにした、色が変化するジャスミン茶。深い青のお茶にレモンを入れると、赤紫色に変わります。
同様に他3作も作品の登場人物や象徴的なものをイメージした紅茶やハーブティーが使われており、それぞれにちなんだ味、香り、色を楽しめます。
ティーバッグが入っている文庫本型のパッケージにも、こだわりが満載。色鮮やかな万年筆インクで描かれたイラストはハコペンさん(@hakoppen2018)によるもので、裏表紙には小説内の印象的な一文が掲載されています。デザインの中にはそれぞれの作品を読んだことがある人なら「なるほど!」とうなってしまうモチーフがふんだんに取り入れられており、手に取ってじっくり眺めたくなりそうです。
紅茶を飲み終わった後は本棚に並べたり、小物入れとして使用したりできるのがうれしいですね。
文学作品を味覚と視覚で堪能できるイメージティーは早くもSNSで話題になっており、「そんなの欲しいに決まっている…!!」「各作品をイメージしたブック型パッケージもすてき」「全部欲しい」といった声が続々と寄せられています。
「文学作品イメージティー」は、2020年に発売されたシリーズ第1弾(芥川龍之介『蜘蛛の糸』、夏目漱石『虞美人草』、坂口安吾『桜の森の満開の下』、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』のイメージティー)とともにフェリシモオンラインショップで購入可能。価格は各1800円で、4種類の中から毎月1種類ずつ手元に届きます。
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