ニュース

「最初の飴ザッパーンでビビり散らかした」「職人さんありがとう」 京のお手毬飴の作り方に5万いいねの反響(1/2 ページ)

何度も見返したくなる動画です。

advertisement

 カラフルでかわいい手毬あめ「京のお手毬」ができるまでの職人技を捉えた動画がYouTubeで大きな話題になっています。3月14日現在、再生回数はなんと238万回を突破。5万件以上の高評価が寄せられるなど、注目を集めています。


かわいい手毬あめはどうやって作っているの?

 動画を制作したのは、京都府宇治市にあめ工場を構える「岩井製菓」。職人が昔ながらの製法で少量ずつ時間をかけて丁寧に手をかけて作り上げたあめを販売している、創業57周年の製菓会社です。

 YouTubeチャンネル「京の飴工房岩井製菓」では、さまざまなあめの製造風景や自宅で挑戦できるあめづくりのレシピなどを公開しています。

advertisement

伝統的なあめを製造する「京の飴工房岩井製菓」さん

 特に話題を集めているのが、優しいパステルカラーとコロンとしたフォルムがかわいい手毬あめができるまでの動画。お土産の定番品でもある手毬あめは、舞妓(まいこ)さんのかんざしに付いていた鞠から着想を得て生み出されたものだそうです。

 白をベースに桃色、青色、黄色、紫色で筋を入れている手毬あめ。いったいどうやって作り上げているのでしょうか。


熱々に煮詰められたあめを作業台に流します

 まずはあめを鍋で煮詰め、作業台へと流し込みます。ある程度固まったら、筋になる部分を計量して分けとり、それぞれに色付けをしていきます。着色されたスライム状のあめの塊は、透明感がありビー玉のような美しさ。職人は全体が均等に色づくように微調節しながらこねていきます。


鮮やかなブルーがとってもキレイ!

 続いて登場したのは、巨大なあめの塊。「京のお手毬」の白い部分をミルク味にするため全粉乳を投入して混ぜ込んでいきます。体重をかけながら大きなあめをたたみながらこねる伸ばし作業は見るからに重労働ですが、職人は難なくこなして次の工程へ移ります。


乳白色の正体は全粉乳!

体重をかけながら体全身でこねています

 機械を使ってあめを引き伸ばし、きれいな乳白色になった塊を太く大きな三角の棒状に伸ばしました。そこへ、色づけしておいたあめを二人がかりで貼り付けていきます。だんだんとお手毬あめに近づいてきましたが、まだ大きさは巨大なまま。この後どうやって小さなあめにするのでしょうか。

advertisement

着色したあめがここで登場!

全体をなじませながら微調整するのも職人技!

 重そうなあめの塊を持ち上げ、「自動バッチ」という機械にセットする職人。あめはころころと回転しながら徐々に細く長く伸びていきます。抱えるほどの太さだったあめが直径数センチほどまで細くなったら、「球断機」で小さくカット。これでかわいい「京のお手毬」の完成です!


機械にセットして……

細く長く伸ばします

カットして完成!

 小さくてかわいらしい手毬あめができるまでには、多くの工程や重労働があることに驚きが止まらない動画でした。

 コメント欄には、「職人技っ! お見事ですね」「めっちゃ熱いだろうけど…超かっこいい!!」「作るところ見ると感動してしまいます。技術って素晴らしいですね」といった、伝統の技術を絶賛する声が次々に上がっています。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  3. 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  4. 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  5. 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  6. 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  7. プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  8. ディズニーシーのお菓子が「異様に美味しい」→実は……“驚愕の事実”に9.6万いいね 「納得した」「これはガチ」
  9. 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  10. 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天