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ガンダムの世界はどのくらい実現できる? 現役研究者が“ガチ考察”する書籍が登場(1/2 ページ)

実現には何が必要かなど前向きに考えます。

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 「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するモビルスーツなどのテクノロジーを、どうすれば実現できるか検討する書籍『機動戦士ガンダム 宇宙世紀vs.現代科学』が、3月28日にマイナビ出版より発売されます。価格は2640円。

『機動戦士ガンダム 宇宙世紀vs.現代科学』書影

 作中のSF設定に対し「現状ではどこまで実現できるのか」「実現するには何が必要か」と、肯定的に考察するのが同書のコンセプト。核融合科学や金属材料、素粒子など、各分野の研究者へ取材し、宇宙世紀のテクノロジーが実現する可能性を聞いています。

ガンダムの堅固な装甲を形成した「ガンダリウム合金」の章
東北大学金属材料研究所原子力材料工学研究部門の笠田竜太教授が、ガンダムの材料の可能性を語ります

 題材には「ガンダリウム合金」「ビーム・サーベル」「ニュータイプとサイコミュ」「ミノフスキー粒子」「ヘリウム3」をピックアップ。「ビームの色がエゥーゴとティターンズで異なるのは、陣営ごとに入手可能なガスが違うからではないか」「脳波で何かをコントロールするだけなら実現はそう遠くない」といった興味深い話が、130枚以上の作中シーンとともに語られます。

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 巻末には「動く実物大ガンダム」のGUNDAM FACTORY YOKOHAMAへの特別取材ページも掲載。ガンダムにまつわるテクノロジーが身近に感じられる1冊となりそうです。

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