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2度読み必至の漫画「はじめての一人暮らし」に反響 上京する娘を送り出す母の思いが涙を誘う(1/2 ページ)

読み終えたとき、もう一度最初から読み返したくなります。

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 親元を離れて「はじめての一人暮らし」を始める娘と、送り出す母の漫画がTwitterに投稿され、5000件以上の「いいね」を集めるなど話題になっています。最後まで読み終えたとき、思わず最初から読み返したくなってしまうはず……!


「はじめての一人暮らし」

 漫画は、中恭(@nakakyoooo)さんが描いたオリジナルストーリー。物語は「明日からはじめての一人暮らし」というモノローグから始まります。


なかなか荷造りが進まない春子

思い出を振り返りながら2人で準備を進めます

 娘の春子は東京の企業に就職するため、引っ越しの準備中。出発は明日だというのに、なかなか荷造りが終わりません。母は「いっつもギリギリなんだから」とあきれ顔ながらも準備を手伝い始めます。

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最後の食事を楽しむ二人

優しい言葉をかけるお母さん

 夕飯には「我が家特製たらこパスタ」を味わう春子と母。食卓では「東京ってほんまに芸能人とかそこらへん歩いてるんかな?」「おったらええなぁ~」と上京話に花を咲かせます。会話が一区切りつくと、母は春子にあまり遅い時間に出歩かないことや家の鍵を必ずかけること、毎日しっかり食事をとることなどを伝えました。そして春子の目を見て「何かあったらいつでも連絡してね?」と優しく声をかけたのでした。


亡くなったお父さんにあいさつ

 父を大学時代に亡くしていた春子。夕飯を終えた母子は、父の仏壇に向かって手を合わせます。「こんなときお父さんならなんて言ったかな」という心の声に答えるように、母は「『悪い男に騙されるなよ』って、きっとお父さん言ってるわ」と眉を下げて笑いました。春子は母を安心させるかのようにほほ笑み「めっちゃいい男連れてくるから安心して」と答え、家族“3人”の最後のひとときは温かく過ぎていきました。


娘を見送るお母さん

“娘と私のはじめての一人暮らし”がスタートします

 翌日。新幹線に乗り込む娘を笑顔で見送った母は、これまでの自分の人生を振り返ります。

 大学を卒後した後、就職した先で出会った彼と結婚して家を出たこと。授かった娘が大学へ進学したときに、夫が病気で亡くなったこと。そして今日、就職した娘が家を出ていき、自分の人生で“はじめての一人暮らし”が始まること……。そう、この漫画は「娘のはじめての一人暮らし」だけでなく、最初の1コマから「母のはじめての一人暮らし」も描いていたのです。

 この予想外の結末に、ツイートには「おおおおおおおおおおすげぇ」「もう一度読むと気付きが多い」と感心する声や、「2人とも一人暮らし! なんかすごく感動して涙が出ました」「親も新生活なんだ……」「涙腺……」と心を動かされた人の声が寄せられています。

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 この作品は、中恭さんが一時的に漫画制作から離れた時期を経て描かれた、過去の作品だといいます。現在は心が温まる日常エッセイ漫画や創作漫画をTwitterで公開し、新作連載も準備中だという中恭さん。今回話題になったことについて「リハビリ的に描いた漫画がたくさんの方に読んでいただけて嬉しいです」とコメントしています。

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