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性加害疑惑報道の園子温監督、直筆文で騒動を謝罪 一方で「事実と異なる点」が多いとし法的措置も

芸能界では俳優や監督による性加害疑惑報道が相次いでいます。

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 映画「愛のむきだし」(2009年公開)や「冷たい熱帯魚」(2011年公開)などの作品で知られる園子温監督が4月5日、所属するシオンプロダクションの公式サイトでコメントを掲載。園監督は4日に「週刊女性PRIME」と『週刊女性』4月19日号で複数の女性への性加害疑惑が報道されており、この件に関して関係者に迷惑を掛けたなどとして謝罪しました。


園子温監督

 4日、一部報道で枕営業が常態化していると公言していたことや、嫌がる女性へのセクシュアルハラスメント疑惑が伝えられていた園監督。これを受けて5日、シオンプロダクションの公式サイトトップに直筆の謝罪文を掲載。「関係者の皆様にご迷惑とお騒がせをしてしまいました事、また作品を見てくださった視聴者の方を含め、皆様にお騒がせをしてしまっていることにつきまして、深くお詫びいたします」と謝罪しながら、「映画監督としての自覚のなさ、周りの方々への配慮のなさを自覚し、今後のあり方を見直したいと思っております」と今後の在り方にも言及しています。


園監督の直筆謝罪文(画像はシオンプロダクション公式サイトから)

 一方、今回の報道については「事実と異なる点」が多いとし、「自分自身以外への関係者にも多くのご迷惑がかかっていることを考慮し、代理人を通じて、しかるべき措置をとって参る所存です」と法的措置を取っていくとする一文も。最後に、「この度は多大なるご心配とご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした」と重ねての謝罪で締めていました。

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 この謝罪文に、ネット上では「少なくとも被害者には全く謝っていない」「被害者に対してちゃんと謝罪していないよね…」と批判する声とともに、代理人を通じて措置を行うとの声明に「園子温監督の謝罪文…すごい圧を感じる」という意見もあがっています。

 芸能界では、強い立場にある俳優や監督から女性への性加害疑惑が相次いで報道されています。3月には監督で俳優の榊英雄さん俳優の木下ほうかさんの複数の女性俳優に対する性行為強要疑惑が報じられており、2人とも所属していた芸能事務所とのマネジメント契約が解消となっていました(関連記事)。

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謝罪 | 俳優 | 芸能界 | 批判

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