大王製紙が生理用品を無償提供する「奨学ナプキン」をスタート　生理用品の入手に困っている学生1000人を対象に（1/2 ページ）

　大王製紙が4月7日、多様性のある社会でひとりひとりの生理に寄り添うプロジェクト「meet my elis」をスタート。生理用品を手に入れることが難しい学生に、同社が展開する「エリス」の生理用ナプキンを1年分プレゼントする「奨学ナプキン」の募集を開始しました。

　「奨学ナプキン」は多様性のある社会でひとりひとりの生理に寄り添うプロジェクト「meet my elis」のもとで実施。経済面や環境面などの理由で生理用品の入手が困難な「生理の貧困」が問題視される今、応募した学生の中から1000人にエリスの生理用ナプキン1年分が無償提供されます。

　対象は生理用品の入手に困っている学生本人（校種は小学校、中学校、高校、高専、専門学校、大学、その他）。 応募時に、「エリス 素肌のきもち超スリム」・「エリス 朝まで超安心」のAセット、「エリス 素肌のきもち」・「エリス 朝まで超安心」のBセット、「エリス コンパクトガード」・「エリス 朝まで超安心」のCセットから種類を選べます。

　応募は5月20日まで「奨学ナプキン」特設サイト内の応募フォームから受け付けており、応募時には生理に関する8問程度の質問の回答が必要です。

　回答をもとに6月下旬に奨学生1000人が選ばれ、6月から3回に分けて生理用ナプキンが発送されます。対象者には、モニターとして商品の使い心地や生理にまつわる悩みについてのアンケートに回答してもらい、より多様なニーズに応えた商品の展開を目指すとしています。

　「meet my elis」プロジェクトではナプキンのプレゼントとともに、リニューアルしたエリスの生理用ナプキンのサンプリングイベントも4月11日からスタート。東京・大阪をはじめ、全国10都道府県で合計8万個のサンプルセットを配布する予定です。

（谷町邦子　Facebook／Twitter）