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5人家族だと最大10万円分のポイント…だけじゃない! 家族全員の役に立つ「マイナンバーカード」のメリットまとめ

「マイナポイント」以外にも、活用できるシーンが色々あります。(提供:総務省)

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 2020年9月にポイント付与をスタートし、「ひとり上限5000円分のポイントがもらえる」と話題になった「マイナポイント」事業第1弾(関連記事)。マイナンバーカードを使って予約・申込を行い、自分が選んだキャッシュレス決済サービスでチャージやお買い物をすることで、その金額の25パーセント(上限5000円分)のポイントがそのキャッシュレス決済サービスのポイントとして返ってくる――という制度でした。第1弾のポイント付与期間は2021年3月31日まででしたが、みなさんはポイントゲットしたでしょうか?

 そんな「マイナポイント」ですが、実は2022年1月から第2弾の申込みがスタートしています。しかも、もらえるポイントは……第1弾に申し込んでいない人は最大2万円、第1弾を申込んだ人でも最大1万5000円分! 第1弾「マイナポイント」に申し込んでいない5人家族が、第2弾「マイナポイント」を全員で申込した場合、最大10万円のポイントをもらえることになります。

 また「マイナポイント」の申込にはマイナンバーカードが必要となりますが、持っていて便利なことってあるの? マイナンバーが確認できる以外、ほかの顔写真付き本人確認書類と何が違うの? そう疑問に思っている人にこそお伝えしたいのが……「マイナンバーカード、めちゃくちゃ便利なんです」ということ! 働く世代だけじゃなく、子育て世代や高齢者の方々にとってもうれしいサービスや機能が、マイナンバーカードを取得することで使えるようになるんです。

 この記事の後半では「マイナポイントがもらえる」以外の、マイナンバーカードを取得するメリット」についても紹介していきます。

要チェック! 第2弾「マイナポイント」のもらいかた

条件は3つ 全部クリアできれば「最大2万円」

 「マイナポイント」第2弾で抑えておきたいのは「ポイントを受取るための条件が3つある」「それぞれをクリアするごとに付与されるポイントがあり、複数の条件をクリアすれば付与されるポイントもその合計になる」ということ。そして3つの条件をすべてクリアできた場合、ひとり最大2万円分のポイントを受け取ることができるというわけです。次の画像に、3つの条件を簡単にまとめています。

 まずは1つめ、「まだマイナンバーカードを取得していない人」「マイナンバーカードは取得済みだったが、マイナポイント第1弾は申し込んでいなかった人」。こちらはすぐに申し込むことが可能です。こちらの条件分の「マイナポイント」は、今すぐに受け取り申込みが可能です(申込方法の詳細はこちら)。

 2つめの条件は「マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込みを行った人」。そんなことできるの!? と思った人は記事の後半も要チェックです! こちらもすでに申し込むことができますが(詳細はこちら)、この条件をクリアした人の「マイナポイント」申込み受付開始は2022年6月頃の予定となっています。

 3つめの条件は、「公金受取口座の登録を行った人」。公金受取口座とは、個人が持っている預貯金口座を、給付金などの受取のための口座として一人一口座、デジタル庁に任意で登録する制度です(詳細はこちら)。マイナンバーカードを持っていれば誰でも口座登録が可能です。そして口座登録を行った人は、2022年6月頃、この条件分の「マイナポイント」受取申込みが可能になります。

Q. これからマイナンバーカードを取得する人でも間に合う?

 答えは「間に合います」! 第2弾「マイナポイント」の受取対象となるのは、2022年9月末までにマイナンバーカードの取得申請を行った人となっています。

 ただ、マイナンバーカードの取得申請を行ってから、交付通知書が手元に届くまでには概ね1ヶ月ほど時間がかかります。これからマイナンバーカードを取得申請して、「マイナポイント」をはじめとするマイナンバーカード関連サービスを利用したいと考えている人は、マイナンバーカードが届くまでの時間も想定しておく必要があります。

Q. 子どもの分の「マイナポイント」も受取る方法があるの?

 キャッシュレス決済サービスにポイントが付与される「マイナポイント」。通常は、本人名義のキャッシュレス決済サービスへの「マイナポイント」付与を本人が申込むよう定められていますが、キャッシュレス決済サービスなどを持っていない子どもの分は、ポイントを受取ることができないのでしょうか。

 こちらも答えは「受取可能です」! 未成年者の「マイナポイント」については、法定代理人が申込みを代行してよいことになっており(※)、法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスをポイント付与対象に指定することも許されています。

 ただし注意しなければならないのは、同じキャッシュレス決済サービスに複数人の「マイナポイント」を合算して付与することはできないという点です。そのため、子どもの「マイナポイント」受取申込みでは、法定代理人が持つキャッシュレス決済サービスのうち、法定代理人自身の「マイナポイント」付与対象とは異なるものを付与対象として指定する必要があります。

(※)15歳未満の未成年者の方の申込については、法定代理人が行うことができます。15歳以上の未成年者の方の申込については、やむを得ない場合には、本人に代わり法定代理人が手続を行うことができますが、特段の理由がなければ本人にて手続を行ってください。やむを得ず法定代理人が手続を行う場合も、原則として本人同席のもと手続を行ってください。

赤ちゃんから高齢者まで! 実は便利な「マイナンバーカード」関連サービス5選

 そしてさらに、もったいないのは「『マイナポイント』をもらうためにとりあえずマイナンバーカードを取得したはいいけど、それ以降は全然使ってないわ」という人! 赤ちゃんが産まれたばかりのご家庭から、定期的に通院する高齢者の方まで、さまざまなシーンの“ちょっと面倒な手続き”をマイナンバーカードで簡単に済ませられるんです。

【その1】 住民票の写しや印鑑証明書などが、コンビニで取得可能(※)

 マイナンバーカードを持っていると、住民票の写し・印鑑登録証明書の写しなどの証明書をコンビニのマルチコピー機で取得できます。土日祝日を含む毎日6:30~23:00の時間で対応可能なので、「急に証明書が必要になった」という場合でもサクッと交付を受けられます! 

 また、居住地と本籍地が異なるという人でも、本籍地の戸籍の証明書を取得できるという点もメリットです。

(※)利用可能な市区町村はホームページでご確認ください。

【その2】 税務署に行かなくても、オンラインで確定申告が可能

 マイナンバーカードを利用して、e-Taxで確定申告を電子申告することも可能です。e-Tax制度の開始当初はパソコンに接続するICカードリーダライタが必要でしたが、令和3年度(2021年度)分の申請ではマイナンバーカードとマイナンバーカードの読取に対応したスマートフォンがあれば電子申告が可能になりました(詳細はこちら)。

 マイナンバーカードを利用した電子申告では、本人確認書類の提出が不要です。そして、紙での書類提出と比べて還付もスピーディーに! e-Taxで提出された還付申告は、3週間程度で還付処理されるようになっています。「書類を集めるだけで大変なのに、電子申告なんて難しそう」「とりあえず税務署に行くよ」と考えていた人にこそ、これからぜひ試してほしい方法です。

【その3】 「健康保険証」と「おくすり手帳」の機能が一枚に

 第2弾「マイナポイント」付与条件のひとつにもなっているように、マイナンバーカードを健康保険証として利用できる制度も始まっています。「マイナ受付」対応可能というポスター・ステッカーが貼られている医療機関で利用が可能です(利用可能な施設の検索はこちらから)。利用方法は、医療機関や薬局で、マイナンバーカードを自分でカードリーダーにかざすというスタイル。第三者にマイナンバーカードを預けるという不安はないので安心です。

 そして「マイナ受付」では、医師や薬剤師が利用者の同意を得た場合に限り、受診歴・薬剤情報等を閲覧できるようになります。お薬手帳を持っていない緊急時などにも役立つことがありそうですね。

 また就職・転職・引越によって、入っている健康保険が変わってしまう場合、新しい健康保険証が手元に届くまでタイムラグがあるといった経験がある人もいるのではないでしょうか。マイナンバーカードなら、健康保険証としてずっと手元で持っておくことができるのもメリットです。

【その4】 「マイナポータル」に、乳幼児健診の結果や予防接種の情報が届く

 子どもを持つ親御さんは、子どものマイナンバーカードを活用して子育てに関する便利な情報を受け取ることもできます。政府が運営するWebサイト「マイナポータル」に子どものマイナンバーカード情報でログインし、「あなたの情報」という項目をクリックすると、健診結果や予防接種に関する情報などを確認することができます

 パソコンやスマートフォンでいつでも健診結果が確認できるので、医師に健診結果を伝えるシーンなどで役に立ちそうです。

【その5】 「マイナポータル」から、保育所入所や児童手当の申請がオンラインで可能

 また、「マイナポータル」ページ内にある「ぴったりサービス」で、子育て・介護・被災者支援関連で利用可能な電子申請をまとめて検索することもできます。そのままマイナンバーカードを活用した署名つき電子申請も可能なので、わざわざ役所に出向いたり、役所に行ったけれど書類が足りないと言われてしまったり……といった手間を省くことができます。また各市町村からのお知らせを電子で受け取ることができるので、紙で届く書類をなくしてしまうといったトラブルも防げます。「ぴったりサービス」についての詳細はこちらから確認できます。

マイナンバーカードを取得して、「マイナポイント」の申込みや便利なサービス利用を始めてみよう!

 「マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込みを行った人」および「公金受取口座の登録を行った人」向けの「マイナポイント」受け取り申込み受付は、2022年6月頃から始まる予定です。新しくマイナンバーカードを取得する人はもちろん、第1弾を申込んだ人でも追加でポイント付与を受けることができるチャンスなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 そして、ひとたびマイナンバーカードを手に入れると、証明書の取得をはじめとする“ちょっと面倒な手続”が本当に楽になりますよ! この記事も参考にしつつ、ご自身や家族の生活の中で、ぜひマイナンバーカードをフル活用してみてください。

提供:総務省
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2022年4月26日

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