「この世はオタクに優しすぎではと思った」　BEYOOOOONDS、初武道館公演成功の裏に楽器店の神対応（1/2 ページ）

　ハロー!プロジェクトのアイドルユニット「BEYOOOOONDS」が4月25日に初めての武道館公演を開催。楽曲中に使用する“カスタネット”を巡り、東京都近郊で完売が続出する珍事が起きました。

　BEYOOOOONDSは21日、YouTubeとTwitterに「BEYOOOOONDSと一緒にカスタネットの練習ができる動画」を公開。武道館公演でお披露目したリリース前の新曲「涙のカスタネット」中にグッズとして販売されているカスタネットを使った演出があることを明かし、来場予定の観客に参加を呼びかけていました。

　メンバーも「普通に難しいよね、笑」「BPMめちゃ速いので頑張りましょう」と事前予習を促す難易度でしたが、ファンの推しを愛する気持ちが強すぎたためか公式グッズは早々に完売。その結果、首都近郊の楽器店からカスタネットが消える珍事に発展することに。

　開催日の25日当日にかけて開催地の都内はもちろん、埼玉や神奈川の各店舗が投稿する「今日必要な方！　銀座にありますよ」「当店ですが、カスタネットすでに完売いたしました」といったカスタネット取り扱い状況がTwitter上を飛び交うこととなりました。

　また無事にカスタネットを入手できたファンは、事態を把握した店舗スタッフの神対応をレポート。「レジのお姉さんに『楽しんでください』って言われるし両隣のレジも同じ光景で、この世はオタクに優しすぎではと思った」「レジのお姉さんに『コンサートですか？』と聞かれたので店内スタッフへの周知も済んでいる模様」と推しを応援したいファンと、ファンを応援したいスタッフの心温まるやりとりを伝えています。

　当日の公演を見守った作詞作曲家の星部ショウさんも「ファンの皆さんのカスタネットが揃い過ぎてて感動しました」とツイート。「涙のカスタネット」のアレンジを担当した板垣祐介さんも「ファンの皆さんがしっかり練習してきてて、凄かったなー！」と感激しきりの様子でした。