「フエラムネ」のおまけは「過重労働に苦しむロボ」!? ロボたちの悲鳴が「ディストピアSF」と話題(1/2 ページ)
くたびれたロボがおまけ……?
コリスのラムネ菓子「フエラムネ イン・ザ・フューチャーコーラ」のおまけに、「ディストピアSFの世界」との声が上がっています。基本設定は「未来のフエラムネ工場で働くロボットのおもちゃ」なのですが、箱の裏面に「セイサンガオイツカナイ……」「タスケテ……」とロボットの悲鳴が……!
「フエラムネの需要が高まり、工場の生産が追いつかず大ピンチ! そこでおもちゃ箱に隠れてしまっているロボットを仲間にして、フエラムネ工場を助けよう!」――これがおまけのコンセプト。この設定の下、試食担当の「クイシンボーボ」や検品担当の「ライトーン」など、フエラムネの製造ラインをモチーフにした「クリアロボ」が、全8種類用意されています(※これら以外のおもちゃが入っていることもあります)。
物語自体はメルヘンチックともいえますが、ロボットがガタついたフキダシで言う「セイサンガオイツカナイ……」が不穏なムードを醸し出しているのも事実。これをして、Twitterユーザーの高木ケイ(@txkxgxkxi)さんが「過重労働に悲鳴を上げるロボットたちを救うディストピアSF」と評したところ、「よくよく読むとサボっていた(過重労働から逃げていた?)ロボットを仕事現場に戻すお話」「厳しい監視役や味見担当まで逃げ出してるのマジで闇深い」などの声が上がりました。
さまざまな想像をかきたてたおまけは、どのような意図で生まれたのか? 編集部はコリスに詳細を聞きました。
―― クリアロボのおもちゃを開発したきっかけは何ですか
コリス フエラムネのことをお客様にもっと知って欲しいという思いで作りました。8種類のロボはフエラムネを製造する工程の役目を担っておりまして、工場を見学しているような感覚で集めていただけたらと思います。
―― ネットでは「ディストピアSF」などと言われていますが、この設定の意図は?
コリス 皆さん誰しもが日々頑張っており、フューチャーコーラの世界で頑張るロボたちを見て少しでもクスっと笑っていただいて、励ましになればいいなと思ったからです。
―― ネットで話題ですが、商品の売れ行きはいかがでしょうか
コリス おかげさまでたくさんの方々に注目していただいており、好調です。
―― ネットでの反響への感想をお聞かせください
コリス 商品を気に入っていただき、誠にありがたく思います。どんどんクリアロボを仲間にしていただけると、工場も助かるのでうれしいです……!
画像提供:高木ケイ(@txkxgxkxi)さん
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