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雲を3Dプリンタで作っちゃった! 立体格子から生まれた雲が「ドット絵表現みたい」「かわいい」と人気(1/2 ページ)

粗い画像感が味わい深い(※集合体恐怖症の方は一部注意)。

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 立体造形物として表現するのが難しそうな「雲」を3Dプリンタを使って作る試みが面白いと、Twitterで注目を集めています。

 投稿したのは、3Dの設計データから自作し、光造形方式の3Dプリンタを使って鉄塔などの模型を製作している、Twitterユーザーのkino.arts(@ArtsKino)さん。

 「まずは2000個の立体格子を雲の形に造形してみました」と公開された試作段階の“雲”ですが、照明の当たり具合によって自然な陰影がついており、格子による透け感も相まって本物の雲っぽい雰囲気があります。同時に、レトロゲームのドット絵を思い出すような独特の印象を覚え、見ているとなんだかかわいらしく思えてくる……!

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3Dプリンターを使って出来上がった雲
ドット感がまた面白い(※画像を拡大)

 製作工程に関しては、「CAD(※設計ツール)によるモデリングは小分けにして立体格子をトリミングする事でPCの計算時間を短縮しました」とのこと。具体的には、3Dプリンタで出力した立体格子を、雲の写真を背景に散髪するようにトリミングして、雲の形にしているそうです。

 製作時間は「モデリングに1時間、印刷に4時間くらい」で、これ以上格子が細かくなると強度も弱くなり、モデル計算の時間も掛かるため、今回のような形状にしたとのことでした。

 コメントでは「発想が面白い」「めちゃくちゃかわいい」とユニークな見た目とそのアイデアに関心が集まり、「すごい!」「ドラえもんだ…」なんて声も。「3Dディザ表現っぽくて素敵」といった声もみられ、他にも「ファミコンの“スーパーゼビウス”の雲みたいです」と、むしろリアルに寄りすぎないビジュアルが人気を呼んでいます。

 その後、立体格子の数を約1万個にした“新作の雲”を公開。よりもくもくとした漫画的な雲が出来上がっています。kino.artsさんは「凹凸を極端にするとデフォルメ感が悪目立ちしたので、まだまだ調整が必要です」と、理想の雲を目指してさらに試作を続けており、より大きめの雲も作っています

画像提供:kino.arts(@ArtsKino)さん

 

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