『彼女、お借りします』実写化キャスティングに首かしげる人も 「ジャニーズがなんでレンタル彼女使うんや!?」「違う作品だと思って見る」(1/2 ページ)
原作者「ドラマしか描けない『かのかり』、楽しみにしてます」。
漫画『彼女、お借りします』の作者・宮島礼史さんが5月13日、同作の実写ドラマ化への喜びをツイートしました。放送はテレビ朝日系で2022年7月からスタートするとのことです。
『彼女、お借りします』は、2017年から『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中のラブコメディー漫画。2020年にはテレビアニメ化しており、2022年7月からは第2期も放送予定です。
今回発表された実写ドラマ版で、主人公のさえない大学生・木ノ下和也を演じるのは7人組男性アイドルグループ「なにわ男子」の大西流星さん。一方、恋人代行サービスで“レンタル彼女”として和也に指名される水原千鶴を演じるのは、元子役で俳優の桜田ひよりさんです。
ニュースが広まったネットでは、アニメに続いて実写化へ喜びの声が上がった一方、「和也がジャニーズはえぐいて」「ジャニーズがなんでレンタル彼女使うんや!?」「あんなイケメンな人採用した?」「解釈不一致すぎる」など、ジャニーズ所属の大西さんを交際相手にすぐフラれた和也役へ起用したことに疑問の声も上がりました。一方で、「違う作品だと思って見るのが良さそう」と冷静な意見の人も。
最近では『ゴールデンカムイ』を巡る発表に一部厳しい声が飛ぶなど、何かと騒がれがちな漫画作品の実写化。原作者の宮島さんは「漫画の実写化に厳しい昨今のヲタ界隈」と昨今の映像化事情に言及した上で、「でも思い返せば原作が漫画だとも知らずに熱中した物語が僕には幾つもあります。一人でも多くあの時の自分を増やしたい」ともコメントしており、多くの人に知られることを前向きにとらえているようです。
ヒロイン・水原千鶴の絵を添えた手描きのメッセージは、「ドラマしか描けない『かのかり』、楽しみにしてます。面白かったら漫画も読んで下さい(笑)」と結ばれています。
(五月アメボシ)
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