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「どうぞ好きなだけ鳴らしてください」 大阪市立自然史博物館のホラガイ展示、法螺の音が聴けるように自作(1/2 ページ)
ぶおぉぉぉぉぉっぼぉぉぉぉぶおぉぉぉぉ!
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大阪市立自然史博物館(東住吉区長居公園)に展示しているホラガイの横に法螺の音がいつでも好きなだけ聞くことができる「法螺の吹奏」ボタンが設定されました。法螺の音が聞きたいなぁという時に捗ること請け合いです。
学芸員の石田惣(@soishida)さんが「お金ないので手作りです」と伝えているとおり、実にシンプルなボタンが展示されているホラガイの横に追加。法螺の吹奏は3月にあった「高野の火まつり」を生録りしたもので、1回押すと20秒流れる仕組みになっています。
石田さんによると視覚障がいの方による展示コンサルティングによるもので、「ホラガイの解説文で法螺に言及しているのなら、法螺の音が聴けるとよい」という指摘から生まれたアイデアなんだとか。吹奏の録音と展示は高野山金剛峯寺の許可も得ています。
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ちなみに毎月第3日曜日には高野山で法螺貝の無料体験会が開催されているそうです。実際に吹いてみたくなったらこうした機会も利用したいですね。
自然史博物館では常設展示のほかに4月29日より特別展「日本の鳥の巣と卵427」が開催中。なお、ホラガイは第3展示室に展示されています。
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