令和のドロンジョは池田エライザ！　義足つけた“若き日”のキャラクタービジュアル公開

　モデルで俳優の池田エライザさんが、「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」キャラクター、ドロンジョの過去を描いた「タツノコプロ創立60周年記念 WOWOWオリジナルドラマ DORONJO / ドロンジョ」で、主人公の泥川七音（どろかわなお）のちのドロンジョ役演じることが決定しました。

　1977年に誕生した「タイムボカンシリーズ　ヤッターマン」。正義の味方ヤッターマンがドロンジョ率いる悪党3人組のドロンボー一味と争奪戦を繰り広げるギャグコメディーです。

　これまで幾度もリメイクがされてきた作品ですが、今回スポットライトが当たるのはドロンジョ。3月に実写ドラマ化決定が報じられてから、いったい誰がドロンジョを演じるのか注目を集めていました。

　アニメで描かれていたドロンジョとは一線を画し、シリアスなムードが漂う泥川七音。キャスティングされた池田さんは、「七音という役柄に向き合う日々は、心身共に過酷の連続でした。生きるために戦う。それが正義か悪かなど考える余地もない。追い詰められた七音に寄り添う過程で簡単なことなど何一つありませんでした」と壮絶な撮影期間を回顧。

　続けて、「戦いの場に上がる時も、絶望の淵に立たされた時でさえも、心の中で轟轟と燃える七音の闘心はきっと誰かに希望を与えてくれると思います。生きる意味を考えすぎてしまうこの世の中で、本能剥き出しで明日に向かって足掻いていくこのキャラクターを演じることができてとても幸せでした」とコメントしています。

　公開されたビジュアルでは、左足に無骨な作りの機械式の“義足”が装着されたドロンジョの姿がお披露目されています。