「こんなの出来ないよ」と弱気な娘に、ママの“名言”が染み渡る……と思ったら!? 自分の言葉が刺さりまくって大ダメージの漫画に共感の声(1/2 ページ)
良い言葉は刺さるもの。
ママが子どもを奮起させるためにかけた言葉が、自分自身にブスッと刺さってしまうエピソードを描いた漫画がTwitterに投稿され、記事執筆時点で2400件を超える“いいね”が寄せられるなど話題になっています。これは見事なブーメラン。
漫画の作者は、きびのあやとら(@kibinoayatra)さん。幼稚園に通う娘ちゃんのお母さんです。
ある日、娘ちゃんがYouTubeで工作のメイキング動画を見ていたときのこと。映し出された完成品に感動した娘ちゃんが、きびのさんに動画を見せにやって来ました。
目を輝かせている娘ちゃんに、きびのさんは「じゃあ娘ちゃんもこんなの作ってみる~?」と尋ねます。しかし娘ちゃんは驚いた顔をして、「絶対こんなに上手にできないし、いいよ~」「あんなのできないよ~」と遠慮をしてしまいました。
最近娘ちゃんがよく同じような反応をしていることに気付いたきびのさん。むむむ……と思案して、娘ちゃんに声をかけました。
「ユーチューブのすごい人と、娘ちゃんと…違う所ってどこか分かる?」と笑顔で問いかけると、答えがわからないと言う娘ちゃんにきびのさんは続けます。「こんなの作ってみたいなー、こんなのやってみたいなーってことを、実際にやったか/やっていないか」「違いはそれだけ!」と。
上手に作らなきゃなんて考えなくても良い、作りたいと思ったものを作ることが大切……というママの言葉に心を打たれた娘ちゃんは、みるみるやる気を出して工作にチャレンジすることに! 良かった良かった、となるところですが、この後きびのさんには思いもよらない鋭い一撃がお見舞いされることに……!
娘ちゃんに発した「実際にやったか/やっていないか 違いはそれだけ」という言葉が、ぐるっと回って自分にブスーッと刺さってしまったのです。倒れ込むきびのさんは、これまで自分が“やらないで”きた「考えるだけで終わったこと」「才能の差だと諦めていたこと」を思い浮かべながら、刺さりすぎてしまったこの言葉を今後も心に刺しっぱなしにしておこうと決めたのでした……。
きびのさんの心の奥深くまで刺さる言葉だからこそ、娘ちゃんの心にグッと伝わったのかもしれません。実際に行動を起こすことの大切さは、年齢問わず覚えておきたいですね。
きびのあやとらさんは、この他にもTwitterアカウント(@kibinoayatra)やInstagramアカウント(@ayatra_illust.design)で育児や日常エッセイ漫画、イラストを公開しています。
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