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『デザインのひきだし』最新号は「箔押し&箔加工」特集 表紙は1000パターンの箔押し(1/2 ページ)

箔見本や箔押しと箔加工の実例47種類が見られるサンプルBOOKなど付録も充実。

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 デザイン・印刷・紙・加工の情報誌『デザインのひきだし』の46号が、6月に全国の書店およびオンライン(Amazon/Rakutenブックス/7net)で発売されます。箔押しの表紙が光る最新号は、特殊加工「箔押し」と「箔加工」に注目。多彩な技法を取り上げるとともに、サンプルBOOKなどの付録がついた「箔を知りたい人」に応える一冊です。価格は2420円。

『デザインのひきだし46』(2420円)
今号の特集は「印刷・紙加工の大百科 箔押し&箔加工編」。表紙も箔押しを施したさまざまなパターンがあります

 46号の特集は「印刷・紙加工の大百科 箔押し&箔加工編」。版を使用した箔押しや紙の断面を加工する三方金・四方金に加え、オフセット印刷やスクリーン印刷、1枚から可能なデジタル箔加工など新しい技術、個人で箔の転写が楽しめる箔文具まで、箔を使った加工技術について、写真やイラストを用いて幅広く紹介しています。

箔を使った加工技術をさまざまな角度から取り上げます
そもそも「箔押し」とはどのような印刷技術なのか漫画を用いて解説
箔押しの表紙を手掛けたブックデザイナー、名久井直子さんへのインタビュー
箔押し&箔加工が光る書籍の表紙やアルバムのジャケット
箔押し会社ごとの得意な技術を紹介。箔押しを依頼したい時の参考になりそう
ひとりで箔押しが楽しめる文具やキット

 また、特集にあわせて表紙には箔押しが施されています。しかも、箔は2色押しで、1版は彫刻版、もう1版は腐食版を使用し、それぞれの箔は10種類ずつ。さらに、表紙として使った紙も10種類なので、1000パターンもの表紙が製作されました。※オンライン購入では表紙の選択はできません。

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10色の箔×別の10色の箔×10色の紙で1000パターンの表紙ができました

 付録には箔見本や箔押しと箔加工の実例47種類が見られる「箔押し&箔加工サンプルBOOK」に加え、三方金とオリジナル図柄の模様箔を施したデザインフォイルノート、箔転写キットも付いてとっても豪華です。

左からデザインフォイルノート、箔転写キット、箔押し&箔加工サンプルBOOK

 また特別記事としてベルギーのアントワープにあるユネスコ世界遺産「プランタン=モレトゥス印刷博物館」を取り上げており、不定期連載「祖父江慎の実験だもの」ではアートディレクター・祖父江真さんが「エングレービング」という印刷技法を試しています。

ベルギー第2の都市、アントワープのユネスコ世界遺産「プランタン=モレトゥス印刷博物館」の歴史や博物館内の様子、特別に出してもらったお宝など全6ページにわたってとりあげています

 同書の刊行を記念したイベントが、6月8日~21日に「青山ブックセンター本店」(東京)、6月11日~7月10日に「大垣書店堀川新文化ビルヂング店」(京都)で開催されます。『デザインのひきだし46』の表紙、箔の100パターン以上の組み合わせ違いと、箔押しに使用した後の箔の抜け殻や、デザインのひきだしの裏側も展示される予定です。

「青山ブックセンター本店」のイベント告知
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