ニュース

“ジャニオタ”社員が作った「オタクのための推し活グッズシリーズ」 第3弾はオタバレしない推し色バッグ&推しを持ち歩くマルチファイル(1/2 ページ)

オタクによるオタクのための推し活グッズ、第3弾!

advertisement

 老舗アパレルメーカー「クロスプラス」は、アイドルやアニメキャラクター、アーティストなどの「推し活」をより楽しむための雑貨シリーズ「推部屋plus(オヘヤプラス)」の第3弾商品を発売しました。現役の“オタク社員”3人が企画・開発をしたこだわりのアイテムについて、詳しい話を聞きました。


大きなキャンバストートバッグとアクスタや写真が入れられるマルチファイルが新登場!(撮影:編集部)

 「推部屋plus(オヘヤプラス)」は、クロスプラスに所属している“オタク社員”が「自分が推し活で使いたいもの」を企画し、商品化しているグッズシリーズです。好きなものには惜しみなくお金を使い、コロナ禍でもSNSを通じて趣味を楽しむ“推しがいるオタク”に向けて、「推し活がもっと楽しくなるアイテム」を提案しています。

 過去に発売されてきたのは、アクリルスタンドを収納して持ち運べるiPhoneケース(2999円、関連記事)や9色から選べるロゼット(全9色/1999円)、コンサートの必需品であるファンサうちわを簡単に作れるセット(暖色系・寒色系 各999円)など。推し活をする中での「ほしい」を形にした商品を発売してきました。

advertisement

シリーズ第3弾が新登場

 そんな「推部屋plus」の新作は、ライブやイベントなど“現場”に行くときに便利なトートバッグ(4999円)とマルチケース(888円)です。


硬質ケースがそのまま入る透明ポケットが便利。アクスタやチケットもまとめて入れられます(撮影:編集部)

 トートバッグは、涼やかな素材が春夏の推し活にぴったり。バッグ内側にはペットボトルを収納するための仕切りが付いていて、汚れにくいコーティング加工が施されています。取っ手部分にはキーホルダーを取り付けられるDカンがあるため、お気に入りのバッグチャームやぬいぐるみストラップがつけやすい仕様です。

 横にしたジャンボうちわや自作のうちわがすっぽり入るワイドサイズは、1泊程度の遠征時にも使いやすい大きさ。背面にはキャリーバッグに通せるタブが付いています。


キャリーケースの持ち手に通せて便利!

 開発した3人のこれまでの“推し活”での「こんなバッグが欲しかった」を反映しているというこのバッグ。魅力の1つとして、「オタバレしにくいシンプルなデザイン」があります。

 全9色展開ですが、色を主張するのは1か所入ったカラー名の刺繍のみ。その他は共通してキナリのキャンバス素材です。スーツ姿に合わせても違和感がないため、職場帰りにライブやイベントに行くときにも気軽に持って行くことができそうです。

advertisement

さりげなく推しの色を主張できます

 同じく9色展開のマルチファイルも、各カラーのポリプロピレンケースにお花の線画をプリントした、シンプルなデザイン。描かれている花の種類は、色ごとに異なります。

 海外のポストカードをイメージしてデザインしたというこのケースは、“現場”に行くときの必須アイテムであるチケット、アクリルスタンド、写真やファンクラブの会員証など、「こまごましたアイテムをまとめて持ち歩けるファイルが欲しい!」という思いから開発に至ったそうです。

 特に、写真を収納できるポケットの大きさにはこだわりが。多くのオタクが使用しているという「硬質ケース」に入れたままポケットにジャストフィットするよう、絶妙なサイズを追求したのだとか。

 アクリルスタンドを収納するポケットも、さまざまなサイズのアクリルスタンドを入れられるように、ポケットの巾を調節したそうです。また、厚みのあるアクリルスタンドを入れても分厚く膨らんで違和感がないように、3ミリのマチを入れるという細かい気遣いも。日常的に「推し活」をしている3人だからこそ開発できた、ささいな「困った」を解決してくれそうな商品でした。


推部屋plus マルチファイル(パープル)

アクスタがひょっこり!

生み出しているのは3人のオタク社員

 推部屋プラスの商品を企画・開発しているのは、デザイナーのデザイナーのゆうさん、ぎいこさん、えいさんの3人。3人とも、ジャニーズ事務所のアイドルを推している“ジャニオタ”だといいます。

advertisement

 ゆうさんの推しは、「King&Prince」の岸優太さん。社会人になると同時にジャニオタになったというゆうさんのオタク歴は、今年で丸9年となります。ゆうさんいわく、“オタク歴は短め”なんだとか。それってガチの人がよく言うやつだ……!


ゆうさんの推し、岸優太さんのメンカラは紫

 もともとバンドの追っかけをしていたというぎいこさんの現在の推しは、「ジャニーズWEST」の中間淳太さん。「中間君は私のオタク人生最後の推し」と決めて、熱烈に推しているといいます。


ぎいこさんの推しである中間淳太さんのメンカラ、イエローのトートバッグ

 ぎいこさんは「どの界隈を推していても、推しの所属するグループ全体の活躍や、個人仕事の夢を一つずつ叶えていくのはすごく嬉しくて、自分も頑張ろうと思えます。推しと出会って広がった出会いもあるし、叶った夢もあるので、これからも推しと一緒に過ごしていきたいなと思っています」と、推し活が生活に潤いを与えていること、“推し”に日々励まされていることを語ってくれました。

今後の推部屋plusは……

 最後に、今後の「推部屋plus」の展望について伺いました。

 「このシリーズはこの先も基本的に自分たちが欲しいもの、着たいものを作るワガママな企画でありたいと思っています。情報収集やSNSでの発信等、日常で行っていることを仕事に活かし、お客様に喜んで頂ければそんなに良いことは無いと思います。が、やはり1番は自分たちの楽しさを忘れずにこの先もこのシリーズを続けていきたいです。また今後は社内で2.5次元・アニメ・漫画等々のエキスパートが名乗りを上げて、協力してくれればなぁ……と思っています。おそらく社内に隠れているので……」。

advertisement

 3人に今後開発してみたい推し活グッズを聞いてみると、「ぬいぐるみ用のバッグ」や遠征用の「トラベルポーチ」の声が挙がりました。また、企画中のアイテムではコンサートに着ていく「参戦服」、双眼鏡やペンライト用のポーチ、観劇用の小さなバッグなどがあるそうです。今後の展開商品も楽しみですね。

 「推部屋Plus」シリーズは、クロスプラスが運営するWebショップで販売中。公式Twitter(@OHEYAplus)やInstagram(oheyaplus)では、開発者チームの3人が商品のこだわりや楽しみ方を紹介しています。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  2. 「ご覧の通り、ひどい有様です」 ハードオフに1080円で売っていた“信じがたい状態の商品”に「どうして……」
  3. “高2女子”がメンズカットしたら…… 驚きの大変身に「似合いすぎ」「なんやねんこの完璧さ」と反響
  4. 夫に「人を呼べる家にして」と言われ傷ついた妻、片付けのプロに頼み2日後…… 感動の変貌に「泣けました」「プロすごい」
  5. 「これはヤバい」 ハードオフに6万6000円で売っていた“まさかの楽器”に仰天 「安すぎない?!」「家に欲しい」
  6. 大量捕獲! 潮干狩り中、水たまりに手をつっこむとまさかの展開が…… 思わぬ生き物たちの姿に「潮干狩りの固定観念が崩れた」
  7. 1歳娘、パパの“高い高い”にハマる→謎ポーズの「もう1回!」が爆笑の290万再生 「想像してたやつじゃなかった笑」「“無慈悲な太陽”で草」
  8. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  9. 見た目がヤバい“謎の幼虫”をタイムラプスで3週間観察したら…… 目を疑う変貌に「意外すぎる」「感動しました」
  10. 地味な布を使って洋服を作ったら…… “昭和の服”に大化けした完成形に「凄いわ!」「ミラクル起きたよ!!」