子どもが保育園で作った制作物、どうしてる? こっそり1軍と2軍に仕分けするママの漫画に「共感しかないです!」の声(1/2 ページ)
こうして、母は「切り捨てる力」を身につけていくのだ……!
子どもが保育園などから持ち帰る折り紙やお絵描きなどの制作物はどんどん増えていくもの。そんな子どもの制作物にまつわる漫画がInstagramに投稿され、話題を集めています。多くの人が共感したママの行動とは……?
作者は4歳の娘・えみりんちゃんを育てるママ・ニシカタ(@c_nishikata)さんです。
最近はえみりんちゃんが毎日保育園から持ち帰る制作物の量が増えたというニシカタさん。えみりんちゃんが折り紙で作る「懐中電灯」や「魔法のステッキ」「お絵描き」などを見ると、子どもの成長ぶりが読み取れてほっこりします。しかし、どんどん増えていく制作物をすべて保管することはできません。
そこでニシカタさんは、えみりんちゃんが見ていない隙にこっそりと制作物の仕分けをしました。「いつもと同じようなお絵描き」や「折り紙を丸めただけのもの」など、捨てても良さそうな制作物は“二軍”へ、一方、「絵本」のように想いが詰まっていそうな制作物は“一軍”へ仕分けします。
この日、えみりんちゃんは保育園で絵本を作ったことを思い出し「ママ絵本どこ?」とたずねます。ニシカタさんは、一軍に仕分けした絵本をすかさず取り出して「これでしょ~」と渡そうとしました。しかし、えみりんちゃんは「ちがうよ。白の紙にたくさんかいたやつ」と否定します。えみりんちゃんが探している絵本とは、ニシカタさんが「いつもと同じようなお絵描き」として二軍に仕分けした制作物だったのです。
しかし、心配は無用。ニシカタさんは、二軍に仕分けした制作物を見えないところに一時保管し、えみりんちゃんに求められれば渡せるようにしていたのです。えみりんちゃんが探していた絵本は、無事に二軍の中から取り出して渡すことができました。
そして翌朝、ニシカタさんは「あのあと全然思い出してなかったし、もう捨てていいでしょ」と、二軍の制作物をゴミ箱に捨てました。これですっきり片付けができたと思いきや……。
その晩、えみりんちゃんはニシカタさんに「昨日保育園で作ったモンスターボールどこ?」とたずねました。なんと、ニシカタさんがこっそり二軍に仕分けして捨てや「折り紙を丸めただけのもの」は、実はモンスターボールだったのです! ニシカタさんは「エッ!! ドコダロウネ!!」と言いながら動揺するしかないのでした。これは気まずい。
漫画を読んだ人からは「共感しかないです!」「1軍わかりすぎて。幼稚園行ってる間に2軍以下は片付けてます」「腹抱えて笑いました。わかりすぎます!」「子供の作品、どれも尊いですが、選別もしなきゃですよね。でも、選択ミスしたり、こっちはいるの!?って感じですよね」など、多くの共感の声が寄せられていました。
できればすべて取っておきたい制作物ですが、収納スペースには限りがあります。納得できる整理や選別の方法を見つけるのは、なかなか難しいものですね。
ニシカタさんはこの他にも、Instagramアカウント(c_nishikata)やブログ「ニシカタ日誌」で、えみりんちゃんとの日常や夫とのエピソードを描いた漫画を公開しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.