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プロのイラストレーターが色塗りで意識する“3つの色”が参考になる 「後世に伝えていきたい」「勉強になった」と反響(1/2 ページ)
「物の色」「心の色」「場の色」
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プロのイラストレーターが色塗りのときに意識する「3つの色」を紹介。投稿には14万もの「いいね」が寄せられ、注目を集めています。
同じイラストを3パターンの異なる色に塗ります
投稿したのはピクミンブルームやドラクエビルダーズ2のイラストなどを手掛けたア・メリカ(@amelicart)さん。ア・メリカさんは色を塗る時、「物の色」「心の色」「場の色」を考えるのだそうです。
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まずは「物の色」。空は青、雲は白など、物固有の色です。季節や特定の場所などを連想させる色でもあります。わかりやすい反面、雰囲気を出しにくい色なのだとか。
次に「心の色」。ポジティブ、かわいいなど目に見えないフィーリングを伝える色です。非現実的でもよくて創造的で自由、思いのままにデザインできるのが特長です。
3つめが「場の色」。天気・時間・環境などの光源(太陽やろうそく、照明など光を発するもの)と空間によって変化する色で、いろいろな「雰囲気」を作り出せるとしています。雰囲気は出せるが、色選びが難しいのだそうです。
この投稿に、プロ・アマチュアのクリエーターから「とても勉強になりますっ!」「色のお話すごくわかりやすいです!」「後世に伝えていきたい素晴らしいまとめです」との称賛の声が寄せられています。
「心の色」の配色について回答
また、読者からは「心の色のパレットはどのように色を選んだり作っているのでしょうか?」という問いが。ア・メリカさんは「1番わかりやすい方法」として、モチーフと関係のない別の「好きなもの」から配色を持ってくる(例えばケーキが好きな場合は、ケーキの色を風景画やキャラに当てはめる)ことを提案しています。
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お笑いえほん『ポジティブどうぶつえん』の著者は「ぺこぱ」
画像提供:ア・メリカ(@amelicart)さん
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