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前歯が存亡の危機にさらされる硬さ! 福岡・北九州市の名物「くろがね堅パン」が食べてみたいと話題に(1/2 ページ)

「かむ時にはご注意ください」の注意書きがある焼き菓子。

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 福岡・北九州市の名物「くろがね堅パン」にTwitterで「食べてみたい」と注目が集まっています。「前歯が存亡の危機にさらされる硬さ」って、一体どれだけ硬いんだ?

 Twitterユーザーの一藤(@lH9Nh31jUEYmhwx)さんが「硬いクッキーが好き」だと美容師さんに話したところオススメされたのだとか。スーパーの「成城石井」で見つけて購入し、実際に食べてみた感想を写真とともに投稿しています。

北九州銘菓「くろがね堅パン」(右がプレーン、左が胚芽入堅パン)

 パッケージに書かれた「たいへん硬い商品ですので、かむ時にはご注意ください」の文言を見て、「まだこの時は笑っていた」と一藤さん。しかし実際に食べたところ、前歯がやられる危機感を覚えるほどの硬さ。割れ方も「剣豪が斬った後のように滑らかな断面」だったりと、思わず「怖……」と真顔に。

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焼き菓子では見ない注意書き

 期待以上の硬さに驚くも、味は「ほんのり甘い素朴さがある味わい」でめちゃくちゃおいしかったのだそうです。硬い焼き菓子等が好きな人――前世がハムスターのみんな――にオススメしています。

見た目以上にかなり硬いようです
断面がすごい

 リプライ欄では「堅パンの地元ですがマジで硬いです。歯が欠けますのでご注意下さい」「間違っても、前歯を使ってはいけません」と地元民から食べる際の注意を呼びかける声もあり、硬さはかなりガチの模様……。

 ほかにも「小さい頃は歯固めとして食べさせられていました!」「地元の人達はしゃぶってふやかして食べるって言ってました!」という食べ方についての声や、「昔はもっと硬かったみたいですよ」といった興味深い話も寄せられています。

 「くろがね堅パン」は大正時代末期、八幡製鉄所の従業員用カロリー補給食として開発されたのが発祥。製造元のスピナは、牛乳やコーヒーなどにひたしてやわらかくして食べたり、牛乳にひたして焼くフレンチトースト風レシピをオススメしています

 ちなみに、ねとらぼでも2012年に「くろがね堅パン」を取り寄せて食レポしています。ひと口食べようとして思わず「かたっっっ!」の声が出る堅パン。ネットではオンラインショップ「北九州観光市場」で販売されています。

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画像提供:一藤@lH9Nh31jUEYmhwxさん

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