「脱毛ラボ」運営元が破産へ 予約はキャンセル扱いに「返金はすぐにできない」(1/2 ページ)
「コロナ禍に売上が顕著に減少した」ことが原因とのこと。
脱毛サロン「脱毛ラボ」を運営するセドナエンタープライズは、8月26日をもって事業を停止し、東京地方裁判所に破産手続き開始の申し立てをしたと発表しました。事業停止および破産手続き開始の申し立てに伴い、すでに予約を受け付けているカウンセリング・施術はすべてキャンセル扱いとなります。
セドナエンタープライズは、脱毛ラボのサロン事業および、ECサイトを通じた商品販売事業を運営していました。すでに予約を受け付けているカウンセリング・施術だけではなく、今後の新規のカウンセリング・施術についても予約受け付けを停止します。また、ECサイトや他社のECサイトを通じた注文についてもすべてキャンセル扱いになるとのこと。
セドナエンタープライズは、破産申立てをするに至った経緯について、「新型コロナウィルス及びこれに伴う緊急事態宣言の発出などの影響で、売上が顕著に減少したことを受けて、資金繰りが逼迫してしまいました」と説明しました。
未消化分の施術代の返金については、「未消化分の施術代の返還請求権については、破産債権となりますので、配当するに足る破産財団が形成された場合に、債権調査期間を経て行われる配当手続によってのみ返還を受けることができますので、申し訳ございませんが、直ちに返還することはできません」とコメント。
「お客様をはじめ、関係者の皆様におかれましては、大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます」と述べています。
SNS上では、脱毛ラボで契約をしていた利用者から「お金返して欲しい」「30万近く一括で契約したばっかよ???おい????」など、困惑の声が相次いでいます。
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