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「想像より地獄だった」「邦ホラーの到達点」 ホラー好きが絶賛するモキュメンタリーシリーズ、2023年にシーズン2制作決定(1/2 ページ)

今度はどんな地獄が待っているのだろう……。

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 人気ホラーYouTubeチャンネル「フェイクドキュメンタリーQ」シリーズが、2023年にシーズン2を制作すると発表。同シリーズは2022年8月27日に最新作「フィルム・インフェルノ」が公開されており、リアルタイム視聴していたファンがちょうど見終わるタイミングでシーズン2の制作発表が伝えられました。


「フェイクドキュメンタリーQ」シーズン2ビジュアル(画像はゾゾゾ公式サイトから)

 「フェイクドキュメンタリーQ」シリーズは、人気ホラー系YouTubeチャンネル「ゾゾゾ」のメンバーである皆口大地さんと、ホラードラマ「心霊マスターテープ」シリーズなどで知られる寺内康太郎監督が手掛けたドキュメンタリー風(モキュメンタリー)ホラーの短編動画作品集。しかしモキュメンタリーでありながらも、劇中には実在する人物や題材が織り交ぜられており、リアルとフィクションが混同するホラー番組となっています。


YouTubeチャンネル「フェイクドキュメンタリーQ」トップページ(画像はYouTubeから)

 2021年8月に第1作「Q:1 封印されたフェイクドキュメンタリー- Cursed Video」が公開されると、その不気味な内容や実在するホラービデオテープ、随所にちりばめられた謎などにホラーファンが反応。SNSや匿名掲示板上では考察合戦となり、第2作の公開が切望されました。その後、2022年5月にかけて12作の動画が公開。一見モキュメンタリーであるという点以外には関連性のない動画に思えましたが、それぞれに関わりがないとは言い難いヒントが見受けられ、考察合戦がヒートアップします。

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 8月22日にはアーカイブに残さないことがあらかじめ予告されていた「緊Q特版」(現在は非公開)が配信。これまでとは違い、全12作が何かしらの意図が隠された順番で配信され、さらに「Q:12 ラスト・カウントダウン- Last Countdown」の中で未公開だった13本目が披露されました。なお、シリーズ中でも人気が高い「Q:4 この映像はお祓いを済ませておりません - Exorcism」の配信中には、除霊に挑む霊媒師・荒木を応援するファンが続出し、投げ銭“スーパーチャット”が乱れ飛ぶ事態になるなど多いに盛り上がりを見せました。

 その後、27日24時には完全最新作である「Q:EX フィルム・インフェルノ」が公開。インフェルノ(inferno)はイタリア語で「地獄」を意味することから、タイトル発表時からファンの期待は高まっていましたが、公開後には、Twitter上で「あまりに怖すぎて、観終わったあと天を仰いだ」「べらぼうにヤバかったなフィルムインフェルノ…」「想像より地獄だった」「現状の邦ホラーの到達点です 最悪です 怖すぎです」と阿鼻(あび)叫喚するコメントが散見。また、「ゾゾゾ」メンバーである落合陽平さんは「寝る前に観たのマジで後悔…こんなの夜中に公開しないでくれ」と最高の賛辞を贈っていました。


「Q:EX フィルム・インフェルノ」(画像はYouTubeから)

 なお、「フィルム・インフェルノ」をリアルタイムで視聴していたファンが見終わる頃合いを見計らって、「フェイクドキュメンタリーQ」シーズン2の制作決定が発表。詳細については、今後追って公開される予定とのことです。

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