“余命3カ月の宣告”を乗り越えたワンコに獣医師は…… 驚きの言葉に「自分の事みたいに嬉しい」「涙が出ました」(1/2 ページ)
奇跡のワンコの現在の姿に、こちらも元気をもらえます。
余命3カ月の宣告を乗り越え、獣医師からうれしい言葉をかけてもらったワンコの動画がYouTubeチャンネル「余命3ヶ月の子犬」に投稿され、「自分の事みたいに嬉しい」「涙が出ました」と感動する声が上がっています。
ワンコの名前は「アルファ」くん。やさしい性格の大型犬・グレートデンの男の子です。飼い主さんのお家にやってきてすぐの生後3カ月の頃に、先天性疾患(巨大食道症)が見つかり、その日に「余命3カ月」と宣告されました。
口に入れたものを胃に到達する前に吐き戻してしまうため、水分さえ取るのが困難で、とても痩せ細っていたアルファくん。さらにこの子は譲渡詐欺に利用されたワンコで、今の飼い主さんは先天性疾患があることを知らずに引き取ることになった経緯がありました。
巨大食道症が分かった後、飼い主さん家族は「アルファとの出会いは必然」「死なせない!」と心に決めます。闘病生活が2021年12月から始まり、最初の目標は一緒に桜を見ることでした。
それから家族が信じ続けた結果、奇跡は起こりました。余命を乗り越えたアルファくんは無事に桜を見に行くことができ、日々の飼い主さんとの食事法や動物病院での治療のおかげで徐々に体重も増えていったのです。
そして1歳の誕生日を目前に控えた2022年8月、お世話になっている獣医師さんから「もう餓死したり栄養失調の心配はないです」「ここまで大きくなったので大丈夫でしょう」とうれしすぎる言葉をかけてもらった、アルファくんと飼い主さん。さらに見た目でわかるほど筋肉もしっかり付いてきていることから、「かっこいいデン(グレートデン)になってきたね!」なんて褒め言葉も……!
まだ気は抜けない状況ですが、「本当に良かった!」とホッとして喜ぶ飼い主さん。その言葉と、元気にピョンピョンと駆けながらお家までの散歩を楽しむアルファくんの姿に、こちらも胸が熱くなって自然と笑顔になります。
視聴者からも「私も自分の事みたいに嬉しかった!」「安心しました」と喜ぶ声が寄せられ、「頑張って沢山食べたもんね」「逞しくなった」「かわいい」の声や、「動画を観て頑張れました」など元気をもらったといった声もみられました。
動物病院の獣医師に「奇跡の子」と言われたアルファくんは8月10日、当初は「遠すぎる未来」と思われていた1歳の誕生日を迎えました。当日は特別な料理をもりもりうれしそうに食べる姿がみられ、コメント欄にはたくさんの「おめでとう」の声が届いています。
飼い主さん家族は、アルファくんのYouTubeチャンネルのほか、メインとなるYouTubeチャンネル「Fajal Dog ファジャルドッグ Animal アニマル」やInstagram(@fajaldog)にて、5匹のワンコと2匹のミーアキャットとウサギちゃん、合わせて7匹との暮らしを公開中です。
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